「初めてオンラインで機種変更をした」「通販でスマホを買って自分で機種変更をする」そんな方に向けて。
ここでは、LINEアカウントの安全な引き継ぎ方法をやさしく解説します。
素人でも簡単にLINEを引き継ぐには、古い端末を初期化する前であることが大前提です。
LINEの引き継ぎができるか事前に確認しておこう!
まずお使いのLINEアカウントが引き継げるのか確認します。
「LINEかんたんヘルプ」公式アカウントを友だち追加し、画面下にある「引き継ぎができるかどうかチェックする」をタップ。
「引き継ぎ前チェック」を選択すると、簡単な質問が始まります。
この質問に答えることで、LINEアカウントが引き継げるかどうか確認できます。
引き継ぎが可能であれば、早速データ引き継ぎの準備を進めていきましょう。
LINEデータ引き継ぎ3つの準備【要確認】
LINEで引き継ぎできるデータ、できないデータ
LINEアカウントで引き継げるデータについては、引き継ぎ先のOSによって異なるため確認しておきましょう。
同じOSの場合(iPhone⇔iPhone)
iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidといった同じOS間では、基本的にすべてのデータが移行できますが、トーク履歴については事前にバックアップが必要になります。
引き継げるデータ
- 友だちリスト
- グループ
- 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
- ステータスメッセージ
- アルバム・ノートの情報
- LINE VOOMの内容
- Keepに保存中のデータ
- LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・
- 占いのアイテムなど)
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- 直近14日間のトーク履歴
- トーク履歴(事前にバックアップが必要)
引き継ぎができないデータ
- 通知音の設定
- トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF
OSが異なる場合(iPhone⇔Android)
iPhoneからAndroidなど、異なるOSへ機種変更する場合でも、最低限のデータの移行は可能ですが、トーク履歴については直近14日間までの内容しか引き継ぐことができません。
引き継ぎできるデータ
- 友だちリスト
- グループ
- 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
- ステータスメッセージ
- アルバム・ノートの情報
- LINE VOOMの内容
- Keepに保存中のデータ
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- 直近14日間のトーク履歴
引き継ぎできないデータ
- 通知音の設定
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)
- 15日以上前のトーク履歴
トーク履歴のデータをバックアップする
iPhoneからiPhoneへの機種変更時は「クイックスタート」設定を利用すると、バックアップ作業なしでもトーク履歴の引き継ぎが可能です。
万が一のトラブルのためにも、トーク履歴のバックアップは済ませておくのが最善策です。
iPhoneのトーク履歴のバックアップ方法【iCloud】
iPhone同士での機種変更は「iCloud」を使うと、すべてのデータを引き継ぐことができます。
画面右上の歯車アイコンが目印です。これをタップすると設定画面に移ります。
バックアップ・引き継ぎの欄にある「トークのバックアップ」をタップし、青字で書かれた「PINコードを作成して今すぐバックアップ」をタップします。
「PINコードを作成して今すぐバックアップ」をタップすると、6桁のPINコードの設定が求められます。
Androidのトーク履歴のバックアップ方法【Googleドライブ】
古い端末がAndroidの場合は、GoogleドライブでLINEのトーク履歴をバックアップします。
画面右上の歯車アイコンが目印です。これをタップすると設定画面に移ります。
6桁のPINコードの設定が求められます。AndroidはGoogleドライブにデータをバックアップするため、Googleアカウントを選択します。
個人情報・アプリを最新に更新する
メールアドレス、パスワードは引き継ぎ時に必要な情報ですので、古いメールアドレスのままであれば事前に変更しておきます。
特に電話番号を変更する場合は、引き継ぎ時に認証が必要のため、事前に新しい電話番号に変更しておきましょう。
個人情報の更新が完了しましたら、LINEアプリも最新バージョンに更新しておきます。
古いバージョンのままだと、バグが生じてデータの移行に失敗することがありますので、最新版にしておきましょう。
LINE引き継ぎ方法5ステップ【QRコードが一番安全】
古い端末が手元にある方は「QRコード」を利用してデータを引き継ぐのが最も簡単です。
パソコンやバックアップはなしでも、直近14日間のトーク履歴が復元できるため、面倒くさい方にはおすすめの方法です。
以前の端末にデータ引き継ぎのQRコードをスキャンするため、カメラは起動したままにしておきます。
「ホーム」画面右上の歯車アイコンの「設定」からQRコードを表示させます。
画面ロックの解除が指示されるため、解除します。※画面ロックを設定していない方は省略されます。
以前の端末のアカウント名が表示されていることを確認した上でログインします。
その後トーク履歴の復元をするため、連絡先の許可タップしてバックアップしたGoogleアカウントで復元します。年齢確認がまだの方はここで設定をします。
これで引き継ぎ作業は終了です。
なお、iPhoneからiPhoneへのLINE引き継ぎは「クイックスタート」を利用すると簡単です。
古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけるだけですべてのデータが移行できます。
すでに初期設定を終えた状態であれば、「QRコードをスキャンする方法」で引き継ぎをするか、もう一度初期化をしてから「クイックスタート」で引き継ぎを行いましょう。
異なるOSでの全部のトーク履歴を移行する裏技
通常であれば、iPhoneとAndroid間でのトーク履歴の復元については、直近14日間までの制限があります。
しかし、PCソフトの「iCareFone for LINE(無料)」を使うと、異なるOSであってもLINEのトーク履歴をすべて引き継ぐことができます!
ここではAndroidからiPhoneへのLINEの引き継ぎを例にして紹介します。
「iCareFone for LINE」は無料で使えて、Mac/Windowsに対応しています。
PC側にQRコードが表示されたら、AndroidのLINEアプリ内のQRコードリーダーを読み取ります。
PC画面でGoogleアカウントにログインすると、Googleドライブへデータのバックアップが開始されます。
iPhoneのLINEにログインした上で、PC画面の「登録済み」をクリックします。
その後、画面に従って「iPhoneを探すをオフ」にします。
まとめ
LINEの引き継ぎについては、全部のトーク履歴を引き継ぐにはパソコンが必要ですが、基本的にはLINEの引き継ぎはスマホだけで完結します。
特にiPhoneからiPhoneへの機種変更の場合は、引き継ぎの設定がAndroidよりも簡単です。
通販で安くiPhoneを買いたいけど、自分でデータの移行ができるのか不安な方も少なくないでしょう。
iPhoneはシンプルな仕様に作られているため、素人でも簡単にデータ移行が出来ます。
一度自分で機種変更ができれば、今後は自分で安く端末を変えられて、お得なスマホライフになることが確証されています。
検討している方は、この機会にぜひ勇気を出して挑戦してみてください!
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