LINEMOはeSIMで契約すると即日開通が可能です。
ここではLINEMOにてeSIMで乗り換える3つの申し込み方法を手順に追って解説。
申し込み時に必要なものや注意点についても詳しく紹介していきます。
また、eSIMでLINEMOに乗り換えることのメリットなどについても、実際に利用した視点で解説します。
LINEMOは「ワンストップMNP」対応
LINEMOは「ワンストップMNPサービス」の対応事業者のため、MNP予約番号の発行は不要です。
MNP(携帯番号ポータビリティ)とは、今の携帯電話の番号のそのままで他社の携帯キャリアに乗り換えることができるサービス。
これまでのMNP乗り換えは、現在契約しているキャリアで「MNP予約番号」を取得し、乗り換え先のキャリアで転入手続きを行う必要がありました。
しかし、店舗で手続きをすると、店員が引き止めるなどの問題があったため、総務省は契約しているキャリアで発行していたMNP予約番号を廃止。
乗り換え先のみの手続きでMNPが完結できるよう「ワンストップ方式」を導入しました。
LINEMOでeSIMの申し込みに必要なもの6選
スマートフォン
LINEMOの申し込みは、スマホのみの対応となっています。
またLINEMOは、端末の販売が行われていないため、契約と併せて機種変更を検討している方は、事前にスマホを購入しておく必要があります。
LINEMOの対応端末は、LINEMOの公式サイトで確認できます。
本人確認書類
音声通話付きプランの契約には、本人確認が義務付けられています。
LINEMOでの申し込みには「eKYC」と呼ばれるオンラインの本人確認方法を採用しています。
その際、運転免許証(運転経歴証明書も可)、マイナンバーカードのいずれか1つ必要です。
健康保険証など、その他の本人確認書類は使えないのでご注意ください。
eKYCとは、オンラインで出来る本人確認手続き。従来の本人確認手続きと比べて、時間やコストを削減できるのがメリット。
クレジットカードまたは銀行口座
毎月の料金の支払いを登録する際に必要になります。
LINEMOではクレジットカード、口座振替の支払いに対応しています。
Wi-Fi(ネット環境)
LINEMOにてeSIMで開通する際、初期設定時にネット環境が必要です。
どこの会社とも契約しておらず、新規でLINEMOを契約する場合はWi-Fiで接続しましょう。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、公共施設のWi-Fiでも申し込みできます。
フリーメール(Gmailなど)
LINEMOでの契約審査の結果などを受け取るには、メールアドレスが必要です。
キャリアメール(例:ドコモメール)で申し込んでも問題ありませんが、ドコモを解約してLINEMOに乗り換えると、ドコモメールは自動的に解約され、使えなくなります。
そのため、事前にGmailやYahooメールなどのフリーメールを登録しておきましょう。
事前に申し込みを済ませておくと、LINEMOに乗り換えても引き続きキャリアメールが使えます。
My SoftBank(My Y!mobile)の登録情報
ソフトバンク、ワイモバイルからMNPでLINEMOへ乗り換える場合は、「My SoftBank」または「My Ymobile」の登録情報をそのまま引き継ぐことができるため、簡単に開通できます。(※ソフトバンク回線を扱う格安SIMは除く)
引き継ぎができるものとして、、
- 氏名
- 住所
- 毎月の支払い方法
LINEMOへ申し込む前日までに、登録情報を変更しておきましょう。
時間帯によって反映に時間を要するので、余裕を持って申請するのがおすすめです。
- 0:00〜8:59の間に変更した場合:当日9:00以降、申し込みが可能
- 9:00〜20:59の間に変更した場合:変更後に申し込み可能
- 21:00〜23:59の間に変更した場合:翌日9時以降申し込み可能
【LINEMO版】eSIMで即日開通する申し込み方法3選
他社からMNP(電話番号そのまま)で乗り換える方法【4ステップ】
ステップ1:未払金がないか確認する
未払い料金のある状態でLINEMOに乗り換えてしまうと、契約審査が通らない危険があります。
滞納している支払いを済ませた上で手続きをおこないましょう。
なお機種代について、残債がある場合(分割支払い中)は、支払い途中であっても乗り換えができます。
一括払いが難しい場合は、解約後も引き続き分割で支払い続けることも可能です。
ステップ2:名義の変更をしておく
MNPでLINEMOに乗り換える場合、今契約しているキャリアと同じ名義であることが条件です。
特に学生など若い方は、親名義のままになっていることがよくありますので、事前に名義変更を済ませておきましょう。
ステップ3:LINEMOにて転入手続きをする
LINEMO申し込みページから「今の電話番号をそのまま使用する」を選択→現在MNPでの転入手続きをします。
LINEMOは「MNPワンストップ方式」の対象事業者となっているため、MNP予約番号は不要です。
なお契約する際の本人確認方法として、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を採用しています。
この方法を利用することで、リアルタイムでの本人確認が可能となり、スムーズに契約手続きを進めることができます。
ステップ4:「LINEMOかんたんeSIM開通」で初期設定をする
LINEMOの開通設定は専用アプリを使うとスムーズです。
操作が複雑なeSIMプロファイルのダウンロードなどが簡単に設定できます。
必ずWi-Fiに接続をした上で開通の手続きを行いましょう。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「LINEMO(iPhoneは「SoftBank」と表示される場合があります)」と表示されていれば手続きは完了です。
圏外と表示される場合、通信ができない場合は端末を再起動してみましょう。
これでLINEMOでのeSIMの開通作業は終了です。
新規で申し込む方法【3ステップ】
ステップ1:eSIMの新規発行手続きをする
新規で契約する場合(新しい電話番号を発行する)には、事前の手続きは不要です。
LINEMOの申し込みページから手続きを進めましょう。
<eSIM新規契約の申し込み手順>
申込画面から「新しい電話番号で契約する」を選択→「eSIM」を選択→契約したいプランや個人情報などを入力し、申し込みを申請する
ステップ2:「LINEMOかんたんeSIM開通」で初期設定をする
LINEMOの開通設定は専用アプリを使うとスムーズです。
操作が複雑なeSIMプロファイルのダウンロードなどが簡単に設定できます。
必ずWi-Fiに接続をした上で開通の手続きを行いましょう。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「LINEMO(iPhoneは「SoftBank」と表示される場合があります)」と表示されていれば手続きは完了です。
圏外と表示される場合、通信ができない場合は端末を再起動してみましょう。
これでLINEMOでのeSIMの開通作業は終了です。
ステップ3:前のキャリアを解約する
解約する携帯電話会社があれば、LINEMOの開通が完了した上で解約の手続きをしましょう。
LINEMOは端末の販売をしておらず、自前のスマホを用意する必要があります。
このため利用するスマホの相性によっては、動作しないリスク生じるため、先に解約すると、万が一使えなかった場合元に戻せなくなるためです。
ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換える方法【2ステップ】
ステップ1:eSIMへの切り替え手続きをする
ソフトバンクまたはワイモバイルで契約している方は、MNP予約番号なしで乗り換えができます。
<eSIM乗り換え手順>
LINEMO申し込み画面で「今の番号をそのまま利用する」を選択→現在利用している携帯会社「ソフトバンク」もしくは「ワイモバイル」を選択。「eSIM」を選択します。
事前準備など注意事項を読んだら、「My SoftBank」または「My Ymobile」にログイン→必要事項を入力します。
この方法で「申し込み」をする場合は、ソフトバンクまたはワイモバイルで購入した端末からの操作が必要です。
「お申し込み完了のお知らせ」のメールが届いた後、審査が通れば「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届きます。届いたら次のステップに進みましょう。
ステップ2:「LINEMOかんたんeSIM開通」で初期設定をする
LINEMOの開通設定は専用アプリを使うとスムーズです。
操作が複雑なeSIMプロファイルのダウンロードなどが簡単に設定できます。
必ずWi-Fiに接続をした上で開通の手続きを行いましょう。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「LINEMO(iPhoneは「SoftBank」と表示される場合があります)」と表示されていれば手続きは完了です。
圏外と表示される場合、通信ができない場合は端末を再起動してみましょう。
これでLINEMOでのeSIMの開通作業は終了です。
LINEMOにてeSIMで申し込みする際の3つの注意点
LINEMOが使えるスマホであるか確認しておく
携帯の通信は、各社異なる種類の電波を使用しているため、LINEMOの電波に対応したスマホでないと、eSIM対応機種でもネットが使えません。
「今使っている機種名+対応バンド」で検索すると対応しているか確認できます。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルから乗り換える場合は、公式ショップ・公式オンラインショップで購入したスマホが必要です。
通販など別のところで購入したスマホを利用している方は「他社からLINEMOのeSIMへ乗り換える方法【5ステップ】」から申し込みを進めましょう。
キャリアメールが自動で解約される
キャリアメールは、ドコモなど各キャリアが提供するメールサービスですが、他のキャリアに乗り換えると、自動的に解約になるデメリットがあります。
引き続き利用するには「キャリアメール持ち運びサービス」があります。解約する前に申し込むことで継続して利用できます。
SIMロックを解除しておく
SIMロックとは、スマートフォンなどの携帯端末に対して、特定の通信事業者以外のSIMが使えないスマホのことを言います。
規制緩和により、2021年10月1日以降「発売」するスマホは、SIMロックが原則禁止とになったため手続きは不要ですが、それ以前の古い端末はSIMロック解除の手続きが必要です。
大手キャリアで購入したスマホについては、オンラインにて無料で対応しています。必ず契約する前に済ませておきましょう。
まとめ
以上が、LINEMOのeSIMでの即日開通方法について解説しました。
eSIMならではの便利な機能がたくさんありましたが、LINEMOへ乗り換える際は、注意点をしっかり理解した上で申し込むことが大切です。
これからeSIMでのLINEMOに乗り換えを検討している方は、ぜひ参考になれば幸いです!
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