【LINEMO版】eSIM対応機種まとめ【iPhone・Android別】

西門光輝(さいもん)
格安SIM・eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴1年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線を併用。年間60,000円以上の節約にも成功。同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務経験も活かして、おすすめの格安SIMも併せて紹介中。

iPhoneやGalaxy、XperiaなどのAndroid機種別にLINEMOで使えるeSIM対応機種をまとめて解説。

LINEMOで使用している電波の相性によっては、eSIMで使えない恐れがあるため、契約を検討している方は、全員必ず確認しておきましょう。

目次

eSIMとは

eSIMとは、スマホなどデバイス内に組み込まれたSIM。eSIMの”e”は「組み込み」を意味します。

eSIMは、従来の物理タイプのSIMカードの進化版で、携帯キャリアの契約情報が入ったファイル「プロファイル」を遠隔で書き変えたり、保管することができる仕組みです。

歴史が浅いことから、現在は物理タイプのSIMを利用する方がほとんどですが、SIMカードを発行するコストや時間を節約できることから、今後はeSIMが主流となります。

eSIMはスマホ1台につき1つありますが、iPhoneでは8つ以上のキャリアの契約情報を格納できるため、複数の電話番号を併用して使える特徴があります。

ちなみに、スマホ1台で複数のキャリアを使うことを「デュアルSIM」と言います。

eSIMとSIMカードの違い

物理タイプのSIMカードは、契約情報をICチップに記録するのに対して、eSIMはデータで記録します。そのためeSIMはオンラインでもすぐに使い始める事ができます。

eSIMで使うメリット

eSIMを選択するメリットについては以下の通りです。

eSIMのメリット
  • 自宅から申し込んでも即日で使える
  • SIMカードの紛失や盗難のリスクがない
  • スマホ1台で複数のキャリアを併用できる


eSIMにする最大の利点は、スマホの端末を使用する際に、従来のSIMカードのように差し替えなくても良いこと。データで契約情報を書き換えられるため、書類のやり取りなど不要で、乗り換えの手間が省ける点が挙げられます。

また、これまではできなかったスマホ1台で電話番号を2つ持つこともeSIMでは可能になっていますので、柔軟な使い方ができるeSIMがおすすめです。

LINEMOで使えるiPhoneのeSIM対応機種まとめ

ここでは2023年現在でiPhoneで使えるeSIMを搭載する機種は以下の通りです。

iPhoneのeSIM対応機種
  • iPhone14/Pro/ProMax
  • iPhone13/mini/Pro/ProMax
  • iPhone12/mini/Pro/ProMax
  • iPhone11/Pro/ProMax
  • iPhone XS /Max
  • iPhone XR
  • iPhoneSE(第3世代)
  • iPhoneSE(第2世代)

iPhoneは対応機種であれば、8個以上のeSIMをインストールすることができ、同時に2つの電話番号が使えます。(参考:Apple公式

LINEMOで使えるeSIM対応Android機種まとめ

ここではAndroidスマホにおけるeSIM対応の端末について、製造メーカーごとにまとめて解説します。

GooglePixelのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「GooglePixel」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

GooglePixelのeSIM対応機種
  • Pixel Fold
  • Pixel7/7a/7Pro
  • Pixel6/6a/6Pro
  • Pixel5/5a
  • Pixel4a/4/4XL

GalaxyのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「Galaxy」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

GalaxyのeSIM対応機種
  • Galaxy S23/S23+/S23 Ultra
  • Galaxy S22/S22+/S22 Ultra
  • Galaxy S21/S21+/S21 Ultra
  • Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
  • Galaxy note20/note20 Ultra
  • Galaxy S10/S10+
  • Galaxy note10/note10+
  • Galaxy Z Flip4
  • Galaxy Z Flip3
  • Galaxy Z Flip2
  • Galaxy Z Flip
  • Galaxy Z Fold4
  • Galaxy Z Fold3
  • Galaxy Z Fold2
  • Galaxy Z Fold
  • Galaxy A23 5G
  • Galaxy A54 5G

販売するキャリアによって、eSIMが非対応の場合があります。

XperiaのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「Xperia」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

XperiaのeSIM対応機種
  • Xperia 10 Ⅲ Lite
  • Xperia 1 Ⅳ
  • Xperia 1Ⅴ
  • Xperia 5 Ⅳ
  • Xperia 10Ⅴ
  • Xperia 10 Ⅳ

AQUOSのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「AQUOS」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

AQUOSのeSIM対応機種
  • AQUOS R8
  • AQUOS R7
  • AQUOSsense7
  • AQUOSsense7plus
  • AQUOSsense6(※)
  • AQUOSsense6s
  • AQUOSsense4lite
  • AQUOSzero6
  • AQUOSwish3
  • AQUOSwish2
  • AQUOSwish
  • キッズケータイ SH-03M
  • シンプルスマホ6

ドコモで販売している「AQUOSsense6」はeSIM非対応なので要注意!

OPPOのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「OPPO」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

OPPOのeSIM対応機種
  • OPPOReno7a
  • OPPOReno9A
  • OPPO A55s 5G
  • OPPO Find x3 Pro(※)
  • OPPO Reno5A(※)
  • OPPO A73

ワイモバイル版のOPPOReno5A(A002OP)、au版のOPPOFindX3Pro(OPG03)はeSIM非搭載です。

XiaomiのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「Xiaomi」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

XiaomiのeSIM対応機種
  • Xiaomi 12T Pro
  • Redmi Note 11 Pro 5G
  • Redmi Note 10T

その他メーカーのeSIM対応機種まとめ

2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。

その他eSIM対応機種
  • arrows N
  • arrows We
  • HUAWEI P40 Pro 5G
  • HUAWEI Mate 40 Pro
  • moto g52j 5G
  • moto g53y 5G
  • razr 5G
  • LEITZ PHONE 2
  • Rakuten mini
  • Rakuten Hand5G
  • Rakuten Hand
  • Rakuten BIG
  • Rakuten BIG s
  • Android One s10
  • Android One s9
  • Libero 5GⅡ
  • Libero 5GⅢ
  • かんたんスマホ2+
  • かんたんスマホ3
  • Surface Duo 2

iPad・タブレットのeSIM対応機種まとめ

iPadのeSIM対応機種一覧

2023年現在で「iPad」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

iPadのeSIM対応機種
  • iPadPro 12.9インチ(第5世代)
  • iPadPro 12.9インチ(第4世代)
  • iPadPro 12.9インチ(第3世代)
  • iPadPro 11インチ(第3世代)
  • iPadPro 11インチ(第2世代)
  • iPadPro 11インチ(第1世代)
  • iPadAir(第5世代)
  • iPadAir(第4世代)
  • iPadAir(第3世代)
  • iPad(第10世代)
  • iPad(第9世代)
  • iPad(第8世代)
  • iPad(第7世代)
  • iPadmini(第6世代)
  • iPadmini(第5世代)

eSIMが搭載しているiPadは「Cellularモデル」となります。Wi-FiモデルはすべてeSIMに非対応です。

その他タブレットのeSIM対応機種一覧

2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。

タブレットのeSIM対象機種
  • Surface Pro 9
  • Surface Pro X
  • Surface Go 3 LTE
  • TOUGHBOOK FZ-G2ABHBEKJ
  • dtab d-51c
  • dtab compact d-42A

Apple WatchのeSIM対応機種まとめ

2023年現在で「アップルウォッチ」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

Apple WatchのeSIM対応機種
  • Apple Watch series8(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series7(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series6(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series5(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series4(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series3(GPS+Cellularモデル)

Apple Watchには「GPSモデル」「GPS+Cellularモデル」の2種類あります。eSIMについてはすべて「GPS+Cellularモデル」のみ対応しています。

eSIMに対応している機種か確認する方法

お使いのスマホがeSIMに対応しているのか、EID番号の有無を見ると、簡単にわかります。

eSIMに対応している機種には「EID」と呼ばれる32桁の番号が記載されています。

iPhone設定アプリEID番号の確認場所

設定アプリ内の「端末情報」に記載されていますので、eSIMに契約する前に必ず確認しておきましょう。

>>【iPhone・Android別】eSIM対応機種かどうか確認する方法

LINEMOでeSIM対応機種を使う際の注意点

LINEMOでeSIMに対応している機種であっても、利用前に以下の注意点を確認しておきましょう。

  • 「SIMロック」が解除されているか?【重要】
  • 機種によってはLINEMOでの通信方式が合致していても使えないことがある
  • デュアルSIMの相性によっては緊急通報ができないことがある

特に注意したいのがSIMロックについて。SIMロックとは他の会社で通信を使えないようにスマホの利用を制限するシステム。

他社への乗り換えで顧客の流出を防ぐことが目的で、そのため利用者は自由に他社への乗り換えができないことが問題視されていました。

しかし法改正により現在は正当な理由がない場合を除いて、SIMロックしたスマホの販売が原則禁止されました。しかし改正前(2021年10月1日以前)に発売されたスマホについては、多くの機種でSIMロックがかかっていることが考えられます。

この場合LINEMOに対応している機種でも通信が利用できないため、現在契約している携帯会社にてSIMロック解除の手続きをしましょう。SIMロックの解除は無料で受け付けています。

LINEMOにてeSIMで申し込む方法

eSIMで契約する場合、多くのキャリアはオンラインのみでの対応となるケースが多いです。

LINEMOは「オンライン専用」の格安SIMです。そのため、申込みから開通までの初期設定までをすべて自分自身で行う必要があります。

では実際にeSIMでの契約から利用開始までの流れについて確認しましょう。

LINEMOのeSIM開通までの手順
STEP
データのバックアップをする

トラブルに備えて、事前に端末のバックアップを済ませておきましょう。

iPhoneは「iCloud」Androidは「Googleドライブ」を使ったバックアップがおすすめです。

STEP
LINEMO申し込みページからeKYCで本人確認をする

大手キャリアからMNPで乗り換える場合は「ワンストップ方式」が使えます。

事前手続きなしで直接LINEMOで乗り換え申請しましょう。

STEP
eSIMプロファイルをダウンロードする

審査完了後「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届きますので、アプリ「LINEMOかんたんeSIM開通」から開通設定をします。

端末を再起動すれば設定完了です!

契約の手続き方法などは手順に従って、画面に全て指示が出るので専門的な知識は不要です。スマホの操作さえ慣れていれば個人でも簡単に完結します!

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LINEMOにおけるeSIMに関するよくある質問【FAQ】

LINEMOでeSIMでの契約を検討している方で多い、よくある質問についてまとめてみました。

LINEMOにeSIMで契約後に物理SIMに変更することはできますか?

eSIMとして契約しても、物理SIMに変えることはできます。

eSIMと物理SIMで電波の悪さや通信速度に違いはありますか?

eSIMと物理SIMにおいての性能に違いはありません。違う点はeSIMは1枚で複数のキャリアを使い分けることができます。

LINEMOでeSIMを契約し、物理SIMでほかの会社と併用して使うことはできますか?

eSIMと物理SIMを併用して使うことができます。併用すれば、スマホ1台で回線を切り替えられるので通信障害時の備えにおすすめです。

スマホ1台でeSIMはいくつまで入れることができますか?

基本的にはスマホ1台につきeSIMは1つの通信キャリアを登録することができます。iPhoneは種類問わず、8つまで入れることができます。Androidは製造するメーカーによってeSIMの数が異なります。

まとめ

eSIMは新しい技術であることから、特に古い端末であるほどeSIMに対応していないケースが多いです。しかしeSIMは遠隔で契約作業ができることから、一気に普及が進むと感じています。

LINEMOに少しでも関心がある方は、契約の際にはeSIMを選択しておくことをおすすめします。

LINEMOでのeSIM対応機種が確認できましたら、次のステップでは実際にLINEMOを利用してみて感じたメリット・デメリットについて解説してますので、続けて確認していきましょう!

西門光輝(さいもん)
格安SIM・eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴1年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線を併用。年間60,000円以上の節約にも成功。同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務経験も活かして、おすすめの格安SIMも併せて紹介中。
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