ここではeSIMで契約ができて、デビットカードで支払いできる格安SIMを独自に分析し、各社の特徴を解説します。
2024年最新のデビットカード対応の格安SIMは以下7社となります。
- ahamo
- UQモバイル
- povo2.0
- LINEMO
- ワイモバイル
- 楽天モバイル
- J:COMモバイル
これらの中から、各社の最安プランをランキング形式にして紹介します。
失敗しない格安SIMの選び方3つのコツ
特に初めて格安SIMへ乗り換える方は、格安SIMの仕組みや選び方のポイントを事前に抑えておかないと、乗り換えたあとに後悔することになります。
1人で乗り換えるのであればまだしも、家族一斉にまとめて乗り換えるのであれば労力が必要ですので、しっかりと要点を確認しておきましょう。
毎月のデータ通信量を確認して選ぶ
いくら安いプランで契約ができても、毎月ギガが足りなくて使い物にならなかったら本末転倒です。
結局元のキャリアに戻すケースもよくあることです。これでは非常にもったいないです。
乗り換えに失敗して後悔しないためにも、プランを選ぶ前に毎月どれくらいのギガを使っているか。
最低でも直近3ヶ月分は確認し、平均値を出しておき、その上で平均値よりも気持ち多めのデータ通信量があるプランを選びましょう。
端末販売が行われているのか
格安SIMはコストを抑えるために、端末販売をしていないキャリアもあります。
サブ回線としての運用であれば、メインで使っているキャリアにて機種変更ができます。
一方、データ通信プランだけで運用する方は、機種変更時は自分で端末を用意しないといけません。
自分で機種変更することが面倒であれば、端末が販売されているのか。プランを選ぶ際に併せて確認しておきましょう。
サポートが充実しているものを選ぶ
初めてeSIMを利用する人にとっては重視するポイントです。
eSIM向けプランは、オンラインのみで受け付けているキャリアがほとんどです。
さらに格安SIMはキャリアによって、店舗自体なかったり、メールやチャットだけでしかサポートを受け付けていないこともあります。
スマホの操作に慣れていない方は、サポートがしっかりしている会社であるかも事前に確認しておきましょう。
eSIM対応でデビット支払い対応!格安SIM7社の月額最安プラン
ここではeSIMでの契約を検討する方に向けて、eSIM対応でデビットカードでの支払いができる格安SIM7社を分析。
それぞれ最安で契約した場合での月々の料金について、安いキャリア順からランキング形式で紹介します。
1位:povo2.0【月0円】
povo2.0はauが提供している格安SIMです。
- 使う分だけ自分で都度プランを購入するため使わないときは月額0円
- auと同じ通信品質
- 定期的にギガを無料でプレゼントする企画も開催!
povo2.0は契約前に利用プランを選択する必要がなく、その時に利用したい分だけトッピングとして購入できるのが特徴です。
使わないときは毎月0円で回線を維持できるため、予備の回線として契約する人に人気のキャリアです。
データ無制限プランについては、24時間限定のデータ無制限トッピングが用意されています。
月額料金 | 基本料金:0円 データ使い放題(24時間):330円 データ追加1GB(7日間):390円 データ追加3GB(30日間):990円 データ追加20GB(30日間):2,700円 データ追加60GB(90日間):6,490円 データ追加150GB(180日間):12,980円 |
回線 | au |
国内通話料 | 22円/30秒 |
トッピングなし時の速度 | 最大128kbps |
povo2.0デビットカード・支払い方法の情報
povo2.0の毎月の支払いはクレジットカードのみ対応しています。
公式では明記されていませんが、一部デビットカードでの支払いも可能です。具体的には、楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行など、主に銀行系で登録できる可能性が高いです。
povo2.0でのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
2位:LINEMO【月990円~】
LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用キャリア。
契約事務手数料やSIMカードの発行費用など、初期費用はすべて無料で契約できます。
LINEMO | LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプランV | |
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~20GB |
月額 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
割引 | なし | なし | 契約翌月から30GBに増量 |
超過後速度 | 300kbps (15GB超:128kbps) | 1Mbps (45GB超:128kbps) |
- ソフトバンクと同じ通信品質で使える
- LINEアプリ内でのデータ通信が使い放題
- 銀行支払い・コンビニ支払いでの支払いに対応!
LINEMOは名前の通り、LINEアプリに関して特に力をいれており、LINEアプリ内の通信量は無料で使えるため、データ量超過後の速度も通常通り使えるのが特徴です。
LINEのメッセージはもちろん、音声通話やビデオ通話利用時のデータも無制限で使えます。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | ~3GB:990円 3~10GB:2,090円 10~20GB:2,970円 ※契約翌月以降は30GBに増量 |
回線 | ソフトバンク |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 最大128kbps~1Mbps |
LINEMOの支払い方法の情報
LINEMOの月額料金は、口座振替・クレジットカード・一部デビットカードでの支払いが可能です。
デビットカードはJCB・Mastercard・VISAのマークがついているデビットカードで支払いが可能です(※J-Debitは非対応)
LINEMOでデビットカードで支払う場合、請求金額を通知する前に口座から引き落とされる事があるので注意!(※引き落としのタイミングは毎月8日~11日頃が目安)
LINEMOでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
3位:楽天モバイル【月1,078円~】
- 毎月の利用料は使った分だけ支払う「従量課金制」
- 自社回線でありながら、他の大手キャリアの半額で5Gが使い放題!
- 追加課金無しで国内通話がかけ放題
楽天モバイルは、専用通話アプリ「RakutenLink」を使うことで、国内通話が24時間無料で通話し放題となります。
専用アプリを使う以外に、通話回数や通話時間の制約は一切無く使えるのが特徴です。
なお楽天モバイルは、2019年より自社回線で提供しているため、時間帯によって通信速度が低下するなど、格安SIMならではのデメリットもありません。
しかもデータをたくさん使っても毎月3,278円と、大手キャリアの半額以下で使えるのでメイン利用でも非常にお得です。
月額料金 (Rakuten最強プラン) | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
回線 | 楽天 |
国内通話料 | 22円/30秒 (※RakutenLink使用時は無料) |
低速時の速度 | ー |
楽天モバイルのデビットカード支払い方法・注意点
楽天モバイルでの月々の支払いは口座振替・クレジットカード・デビットカードに対応しています。
デビットカードはJCB・Mastercard・VISAのマークがついているデビットカードで支払いが可能です(※J-Debitは非対応)
端末の分割払いでデビットカードは使えません(一括は可)
楽天モバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
3位:J:COMモバイル【月1,078円~】
J:COMモバイルは、J:COMが運営する格安SIMサービスで、2015年10月29日にサービスを開始しました。
- 対象のJ:COMサービスとの同時利用で毎月ギガ増量
- ギガが余っても翌月に繰り越して使える
- 口座振替での支払いに対応
J:COMモバイルの月額料金は最安の10GBでも2,178円と、格安SIMではかなり高めの設定となっています。
対象のJ:COMサービスに契約すると、毎月のデータ容量が増量されますが、単体での契約はコスパが悪いため、他社の選択をおすすめします。
月額料金 | 1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 |
回線 | au |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 1・5GBプラン:最大200kbps 10・20GBプラン:最大1Mbps |
J:COMモバイルのデビットカード・支払い方法の情報
J:COMモバイルの毎月の支払いは、クレジットカード・口座振替(その他J:COMサービス利用者のみ)に対応しています。
また一部デビットカードでの支払いも可能です。
具体的には本人確認がしっかりとしている銀行発行のデビットカードで使える事が多いです。
J:COMモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
4位:UQモバイル【月2,277円~】
- コミコミプランは10分かけ放題が標準で付いてくる
- 未成年でも本人名義での契約が可能
- auと同じ通信品質で使える
UQモバイルはauのサブブランドとして運営しているため、格安SIMならではの速度規制はありません。
UQモバイルでの契約では、20GB月3,278円「コミコミプラン」がおすすめです。
10分以内の国内通話が無料かけ放題で使える一方で、家族割や固定回線割などの割引がないので単独での契約に適しているでしょう。
月額料金 | ミニミニプラン4GB:2,365円 トクトクプラン1-15GB:3,465円(1GB以下は2,277円) コミコミプラン20GB:3,278円 |
回線 | au |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | ミニミニプラン:最大300kbps コミコミ・トクトクプラン:最大1Mbps |
UQモバイルでのデビットカード・支払い方法の情報
UQモバイルの毎月の支払い方法は
- クレジットカード
- 口座振替
- コンビニ支払い
- ネットバンク
- 銀行ATM
このように支払い手段が非常に充実しており、デビットカードも対応しています。
本人確認がしっかりとしている銀行発行のデビットカードは、使える事が多いのでおすすめです。
UQモバイルでデビットカードで支払う場合、請求金額を通知する前に口座から引き落とされる事があるので注意!
UQモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
5位:ワイモバイル【月2,178円~】
- ソフトバンクで使う時と同じ通信品質
- PayPayクーポンがお得
- 基本料金がかなり割高
ワイモバイルは家族での契約に力を入れているキャリアで、単独の加入だと3GBでも月2,178円と高値で設定されています。
一方で家族割が適用されれば、月額基本料は最安の3GBプラン(シンプルS)990円に割引されるので、ワイモバイル=家族向けキャリアと認識しておきましょう。
月額料金 | シンプルS 3GB:2,178円 シンプルM 15GB:3,278円 シンプルL 25GB:4,158円 |
回線 | ソフトバンク |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | シンプルS:最大200kbps シンプルM・L:最大1Mbps |
ワイモバイルのデビットカード・支払い方法の情報
ワイモバイルの毎月の支払いは、口座振替・クレジットカード・一部デビットカードに対応しています。
デビットカードはJCB・Mastercard・VISAのマークがついているデビットカードで支払いが可能です(※J-Debitは非対応)
ワイモバイルでデビットカードで支払う場合、請求金額を通知する前に口座から引き落とされる事があるので注意!(※引き落としのタイミングは毎月8日~11日頃が目安)
ワイモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
6位:ahamo【月2,970円】
- 月額プランは20GBのワンプランのみ
- 5分以内の国内通話がかけ放題
- 1,980円追加で80GBデータ増量できる
ahamoは20GBプラン一つのみの提供で、毎月2,970円で利用できます。
またプラン内に、5分以内の国内通話がかけ放題で含まれているのもahamoならではの特徴です。
ahamoはシンプルさを強みにしているプランのため、割引はありませんが、その分解約までずっと同じ価格で使えるので安心です。
月額料金 | 20GB:2,970円 |
回線 | ドコモ |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 最大1Mbps |
ahamoの支払い方法の情報
ahamoの毎月の支払いは、口座振替・クレジットカードに対応しています。
公式では明記されていませんが、一部デビットカードでの支払いも可能です。
具体的には、楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行など、主に銀行系で登録できる可能性が高いです。
\安心のドコモ回線/
ahamoでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
【eSIM対応】デビットカードで支払えるドコモ回線の格安SIM【最安はahamo】
口座振替支払いができて、ドコモ回線にて最安で使える格安SIMは「ahamo 20GB月2,970円」となります。
ahamoは20GBプラン一つだけのシンプルな料金体系のため、サブ回線としての利用には向いていません。
メインとしては20GBの大容量、5分以内の通話がかけ放題とahamoだけでの運用にも最適です。
またドコモと同じ通信品質で使えるので、初めて格安SIMを使う方にも安心です。
【eSIM対応】デビットカードで支払えるau回線の格安SIM【最安はpovo2.0】
デビットカードで支払いができて、au回線にて最安で使える格安SIMはpovo2.0です。
povo2.0は基本料金が0円で契約できる唯一の通信キャリアです。
利用に応じてプランを購入するため、使わない月は0円のまま、通信障害時に代わりの回線として使うなど、効率よく使うことができます。
【eSIM対応】デビットカードで支払えるソフトバンク回線の格安SIM【最安はLINEMO】
デビットカード対応で、ソフトバンク回線にて最安で使える格安SIMはLINEMOの「ミニプラン(3GB月990円)」です。
LINEMOは、LINEアプリのデータ通信が無制限に使えるのが特徴。
普段ネットは使わないけど、LINEは通話やチャットをがっつり使っている。
そんな方にはミニプランでも不便なく、十分使えます。
eSIMの契約から開通までの手順
eSIMで契約する場合、多くのキャリアはオンラインのみでの対応となるケースが多いです。
そのためeSIMの申込みから開通作業までと言った初期設定をすべて自分自身で行う必要があります。
eSIMで契約できる格安SIMは2024年5月現在15社あります。
では実際にeSIMで契約から利用開始までの流れについて「LINEMO(ラインモ)」を例に見てみましょう。
2021年10月以前に発売された機種でキャリアを乗り換える際は、購入したキャリアにてSIMロックの解除を済ませます。
無料で解除できて、大手キャリアではオンライン対応も可能です。
マイナンバーカード・運転免許証など公的機関発行の身分証で本人確認をおこないます。
初期設定用のアプリをダウンロードして、開通設定をおこないます。
設定完了後、端末を一度再起動すれば開通手続きはすべて完了です。
オンライン限定のプランは、専用のアプリを使って簡単に契約・初期設定できるよう、各社工夫されています。
そのため、画面の指示通りに操作すれば、専門知識は不要で簡単に開通できます。
まとめ
格安SIMでもデビットカードに対応しているところは、たくさんあることがわかりました。
クレジットカードが持てない、特に未成年の方にはデビットカード対応の格安SIMにすると、今までよりも安くスマホが使えることは確実ですので、この機会にぜひ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
自分に合ったプランが見つかりましたら、早速eSIMへの切り替え作業に移りましょう!
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