【eSIM対応】音声通話のみでの利用におすすめ格安SIM5選!最安キャリアは?

【eSIM対応】音声通話のみでの利用におすすめ格安SIM徹底比較!最安キャリアは?
及川章介
格安SIM・eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴2年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線(楽天・povo)契約。年間6万円以上の節約にも成功!同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務歴も活かし、おすすめの格安SIMキャリアも併せて紹介しています。

「eSIMで音声通話のみの運用を考えている」そんな方に向けて。

ここでは、eSIM対応の格安SIMで音声通話プランがおすすめのキャリアを、最安プラン順にランキング形式で解説します。

eSIMは端末に直接組み込まれたSIMで、今使っているキャリアを解約することなく、かつ通信回線を増やせるメリットがありますので、音声通話のみで利用をするにはおすすめです!

この記事でわかること

【eSIM対応】通話のみの利用でおすすめの格安SIM5選

国内通話料5分かけ放題10分かけ放題完全かけ放題
楽天モバイル22円/30秒0円
povo2.022円/30秒550円1,650円
mineo22円/30秒550円1,210円
HISモバイル9円/30秒500円1,480円
日本通信11円/30秒0円1,600円

楽天モバイル

楽天モバイルは専用アプリ「RakutenLink」を使って電話をすると、無料でかけ放題となります。

時間制限も一切ないので長電話をする方には非常にお得です。

楽天モバイルの特徴
  • 毎月の利用料は使った分だけ支払う「従量課金制」
  • 自社回線でありながら、他の大手キャリアの半額で5Gが使い放題!
  • 追加課金無しで国内通話がかけ放題

楽天モバイルは2019年より自社回線を提供しているため、通信制限と言った、格安SIMならではのデメリットがないので、いつでも同じ通信環境で使うことができます。

さらに月3,278円でデータ無制限と他の大手キャリアと比べて半額以下の安さで使えるのも特徴です。

通話もデータ通信も破格の安さの一方で、自社回線を扱ってまだ間もないため、整備の遅れが課題となっています。

現状では、地下や山間部などでは電波が繋がりにくいなど、通信品質の不安がある点には注意が必要です。

国内通話料22円/30秒
かけ放題オプションRakutenLinkアプリかけ放題:無料
標準アプリ15分かけ放題:1,100円/月
その他通話プラン・特典
月額料金
(Rakuten最強プラン)
~3GB:1,078円
3~20GB:2,178円
20GB~無制限:3,278円
回線楽天
国内通話料22円/30秒
(※RakutenLink使用時は無料)
低速時の速度

楽天モバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>楽天モバイル eSIM「超」入門ガイド

povo2.0

povo2.0は基本料金0円で契約できる唯一の格安SIMです。

データ通信料が一切かからないため、通話のみの運用にも最適です。

povo2,0の特徴
  • 使う分だけ自分で都度プランを購入するため使わないときは月額0円
  • auと同じ通信品質
  • ギガを無料でプレゼントする企画も定期的に開催!

povo2.0は契約前に利用プランを選択する必要がなく、その時に利用したい分だけ「トッピング」として、プランを購入できるのが特徴です。

かけ放題のトッピングも各種用意されており、単体での利用も可能です。

国内通話料22円/30秒
かけ放題オプション5分かけ放題:550円/月
完全かけ放題:1,650円/月
その他通話プラン・特典

povo2.0でのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>povo2.0 eSIM「超」入門ガイド

mineo

マイネオは通話オプションが充実しています。例えば10分かけ放題オプションは、月550円で提供されており、他の格安SIMキャリアのオプションと比べて、格安で使えます。

マイネオの特徴
  • 大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を選べる
  • 月1,000円以下でデータ使い放題
  • マイネオユーザー同士でギガを分け合える

かけ放題オプションは他社でも用意されていますが、あまり通話をしない人向けにも、毎月10分までの通話料が定額になる「10分通話パック」が月110円で提供するなど、多様なニーズに合わせたオプションが用意されています。

仮に通話オプションに加入しなくても「mineoでんわ」を使って、電話をすると30秒10円に割引されるので、通話のみの利用には全ユーザーでおすすめできるキャリアです。

国内通話料22円/30秒
かけ放題オプション10分かけ放題:550円/月
時間無制限かけ放題:1,210円/月
その他通話プラン・特典10分通話パック:110円/月
mineoでんわ:10円/30秒

マイネオでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>マイネオ eSIM「超」入門ガイド

HISモバイル

HISモバイルは通話料金が30秒9円で利用できます。大手キャリアの通話料は30秒22円なので、半額以下で電話ができます。

HISモバイルの特徴
  • 安定のドコモ回線
  • 通話料が大手キャリアの半額以下!
  • 使わない月は290円で使える

かけ放題プランも用意されており、「5分かけ放題(月500円)」「完全かけ放題(1,480円)」の2種類あります。なお、5分超過後の通話料も30秒9円で利用できるので、使いすぎた場合でも安く抑えられます。

ちなみにHISモバイルで、ネットも通話も両方使う方には、2023年7月からの新プラン「自由自在スーパープラン(20・50GB)」で国内通話が5分かけ放題が無料で使えておすすめです。

国内通話料9円/30秒
かけ放題オプション5分かけ放題:500円/月(自由自在スーパープランは0円)
完全かけ放題:1,480円/月
その他通話プラン・特典22円/30秒
月額料金1GB:550円(100MB以下は290円)
3GB:770円
7GB:990円
20GB:2,190円(自由自在スーパープラン)
50GB:5,990円
回線ドコモ
国内通話料9円/30秒
低速時の速度最大1Mbps

HISモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>HISモバイル eSIM「超」入門ガイド

日本通信

日本通信の特徴
  • 通話料が大手の半額
  • ほぼすべてのプランでかけ放題オプションが付く
  • ワンストップMNP対応

日本通信は「合理的シンプル290プラン」「合理的みんなのプラン」「合理的20GBプラン」でeSIM契約が可能です。

中でも「合理的みんなのプラン」「合理的20GBプラン」では国内通話5分まで通話かけ放題、または月70分までの通話が無料になるオプション、どちらか1つ選択して使えます。

仕事以外の用途だと、かけ放題プランに入らなくても、プランの特典だけで通話は十分カバーできるのでおすすめです。

国内通話料11円/30秒
かけ放題オプション5分かけ放題:0円
完全かけ放題:1,200~1,600円/月
その他通話プラン・特典月70分まで通話定額:0~700円/月
月額料金1GB:290円
10GB:1,390円
20GB:2,178円
3GB+かけ放題:2,728円
回線ドコモ
低速時の速度非公表

日本通信でのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>日本通信 eSIM「超」入門ガイド

【eSIM対応】通話のみ利用格安SIM最安プランベスト3

ここでは通話のみでeSIMの利用を想定する方に向けて、最安で契約できるキャリアをランキング形式で3つ紹介します。

1位:povo【月0円~】

povo2.0は契約後に都度プランを購入するため、利用しない月は0円で回線が持てます。

通話のみでの利用であれば、5分かけ放題トッピングだけ購入すれば、毎月550円で通話し放題となります。

もちろんそれほど電話をしない方は普通の通話料だけでの運用も可能ですが、半年間トッピングを購入しないと解約させられる可能性があります。

そのため、半年に1度は何かしらのトッピング購入が必要です。

トッピング料金基本料金:0円
データ使い放題(24時間):330円
データ追加1GB(7日間):390円
データ追加3GB(30日間):990円
データ追加20GB(30日間):2,700円
データ追加60GB(90日間):6,490円
データ追加150GB(180日間):12,980円
回線au
トッピングなし時の速度最大128kbps

2位:mineo【月250円~】

マイネオの最安プランは通信速度最大32kbpsでデータ使い放題の「マイそく スーパーライト」が250円で契約できます。

月250円でデータ使い放題と聞いて安いと感じるかと思いますが、残念ながらこの通信速度では、テキストベースのメールやLINEのチャットもできないため、正直使い物にならないレベルです。

最安で運用する方には、純粋に通話のみの利用で契約することをおすすめします。

なお、マイネオには追加オプションで24時間限定のデータ使い放題プランが用意されています。

1回198円で使えるので、普段のマイネオは「マイそく スーパーライトプラン」として通話のみで利用しつつ、データ通信を使っているキャリアでギガを使い切った際に、24時間使い放題オプションを使う。こういった使い方もおすすめです。

マイそく月額料金最大32kbps 250円(スーパーライト)
最大300kbps 660円(ライト)
最大1.5Mbps 990円(スタンダード)
最大3Mbps 2,200円(プレミアム)
回線ドコモ・au・ソフトバンク
(※ソフトバンクのみeSIM非対応)
低速時の速度32kbps
(月ー金の12-13時)

3位:日本通信【月290円~】

日本通信の最安プランは合理的シンプル290プランで、1GB月290円で利用できます。

日本通信は「合理的みんなのプラン」「合理的20GBプラン」で5分以内の通話かけ放題、または70分までの通話が毎月無料になる特典、どちらか1つ選択して使えます。

一方で290プランについては、通話オプションはいずれも有料で加入する必要があります(5分かけ放題オプションの加入は不可)が、例えば「70分無料通話パック」に加入しても、1GBのデータ料と合わせても月合計990円と格安で使えます。

日本通信はドコモ回線で提供しているため、通信品質も安定しています。データをそれほど使わなければ、メイン回線としても十分フォローできる内容なので、1回線のみの運用にもおすすめです。

月額料金1GB:290円
3GB:2,728円(完全かけ放題込み)
10GB:1,390円
20GB:2,178円
回線ドコモ
低速時の速度非公表

eSIMの契約から開通までの手順

eSIMで契約する場合、多くのキャリアはオンラインのみでの対応となるケースが多いです。

そのためeSIMの申込みから開通作業までと言った初期設定をすべて自分自身で行う必要があります。

eSIMで契約できる格安SIMは2024年5月現在15社あります。

では実際にeSIMで契約から利用開始までの流れについて「LINEMO(ラインモ)」を例に見てみましょう。

eSIMの切り替え手順
STEP
eSIM対応機種か確認する

eSIMでの契約にはeSIM対応スマホであることが必須です。

今使っている端末でeSIMにする方は事前に確認しておきましょう。

STEP
SIMロックを解除する

2021年10月以前に発売された機種でキャリアを乗り換える際は、購入したキャリアにてSIMロックの解除を済ませます。

無料で解除できて、大手キャリアではオンライン対応も可能です。

STEP
LINEMO公式サイトで申し込みをする

電話番号そのままでLINEMOに乗り換える方は、「MNP」で申し込みます。

新規で申し込むと番号が引き継げなくなるので要注意!

STEP
オンラインで本人確認する

マイナンバーカード・運転免許証など公的機関発行の身分証で本人確認をおこないます。

STEP
アプリでプロファイルをダウンロードして利用開始

初期設定用のアプリをダウンロードして、開通設定をおこないます。

設定完了後、端末を一度再起動すれば開通手続きはすべて完了です。

オンライン限定のプランは、専用のアプリを使って簡単に契約・初期設定できるよう、各社工夫されています。

そのため、画面の指示通りに操作すれば、専門知識は不要で簡単に開通できます。

まとめ

携帯料金が値下げされたことで、毎月1,000円以下でもかけ放題になるなど、音声通話のみの利用でも劇的に安く運用することが可能になっています。

中には基本料金内にかけ放題オプションが付くなど、太っ腹なプランもあり、ますますお得に便利に使える時代です。

数年間プランを変更していない。そんな方は年間で数万円単位で携帯代が安くなるかもしれませんので、この機会にeSIMで2回線運用をすることをおすすめします。

自分に合ったプランが見つかりましたら、早速eSIMを導入してみましょう!

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