ここではeSIM対応キャリアに絞って、契約時の手数料が無料で契約できる格安SIMを紹介。
その中から最安プラン順に独自に並べ、ランキング形式でそれぞれのキャリアの特徴などを解説します。
サブ回線として、1円でも安く回線を持ちたい方は必見です!
格安SIM契約における3つの初期費用
格安SIMを契約する上で、初期費用は必須のキャリアが多いですが、実際に何にどれくらいのお金がかかるのか紹介します。
初期費用の内容 | 金額(平均) |
---|---|
新規契約事務手数料 | 3,500円 |
SIMカード(eSIM)発行手数料 | 500円 |
端末代 | 1~20万円(機種によって異なる) |
実は初期費用はSIMカードの発行を合わせると4,000円を超えるところ多く、意外と高い出費となります。
仮にeSIMで発行する場合も、SIMカード発行費用に含まれますが、郵送が不要なので物理タイプのSIMカードより安い場合が多いです。
このように格安SIMは月額の基本料金こそ、大手キャリアよりも安いですが、初期費用に関しては格安SIMでも高く設定されています。
せっかく月1,000円以下のプランを見つけても、初期費用で5,000円支払う羽目になると、半年分損をした気分になりますよね。
だからこそ、初期費用の安い良心的な格安SIMを選ぶべきなのです。
eSIM対応で初期費用無料の格安SIM最安ベスト6
2023年最新の初期費用0円で契約できる格安SIMを紹介します。
ここではeSIMに対応しているキャリアに特化して解説しますので、サブ回線として安く契約したい方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
1位:povo2.0【月0円~】
povo2.0はauが提供している格安SIM。
契約時の初期費用無料で、しかも業界最安の月額0円で回線を保有できます!
- 使う分だけ自分で都度プランを購入するため使わないときは月額0円
- auと同じ通信品質
- 定期的にギガを無料でプレゼントする企画も開催!
povo2.0は契約前に利用プランを選択する必要がなく、その時に利用したい分だけ都度購入できるのが特徴です。
そのため使わない月は0円で回線を維持できるため、予備の回線として契約する人に人気のキャリアです。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | 基本料金:0円 データ使い放題(24時間):330円 データ追加1GB(7日間):390円 データ追加3GB(30日間):990円 データ追加20GB(30日間):2,700円 データ追加60GB(90日間):6,490円 データ追加150GB(180日間):12,980円 |
回線 | au |
国内通話料 | 22円/30秒 |
トッピングなし時の速度 | 最大128kbps |
povo2.0でのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
2位:LINEMO【月990円~】
LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用キャリア。
契約事務手数料やSIMカードの発行費用など、初期費用はすべて無料で契約できます。
LINEMO | LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプランV | |
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~20GB |
月額 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
割引 | なし | なし | 契約翌月から30GBに増量 |
超過後速度 | 300kbps (15GB超:128kbps) | 1Mbps (45GB超:128kbps) |
- ソフトバンクと同じ通信品質で使える
- LINEアプリ内でのデータ通信が使い放題
- 銀行支払い・コンビニ支払いでの支払いに対応!
LINEMOは名前の通り、LINEアプリに関して特に力をいれており、LINEアプリ内の通信量は無料で使えます。
例えデータ量超過後でも、速度も通常通り使えるのが特徴です。
LINEのメッセージはもちろん、音声通話やビデオ通話利用時のデータも無制限で使えます。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | 3GB:990円(ミニプラン) 20GB:2,728円(スマホプラン) |
回線 | ソフトバンク |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 最大200kbps |
LINEMOでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
3位:楽天モバイル【月1,078円~】
楽天モバイルは店舗・WEB問わず契約時の手数料はすべて無料です。
- 毎月の利用料は使った分だけ支払う「従量課金制」
- 自社回線でありながら、他の大手キャリアの半額で5Gが使い放題!
- 追加課金無しで国内通話がかけ放題
楽天モバイルは、専用通話アプリ「RakutenLink」を使うことで、国内通話が24時間無料かけ放題です。
専用アプリを使う以外に、通話回数や通話時間の制約は一切無く使えるのが特徴です。
なお楽天モバイルは2019年より自社回線を提供しているため、時間帯によって通信速度が低下するなど、格安SIMならではのデメリットがありません。
またデータをたくさん使っても毎月3,278円と、大手キャリアの半額以下で使えるのでメインで使う方も非常にお得です。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 (Rakuten最強プラン) | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
回線 | 楽天 |
国内通話料 | 22円/30秒 (※RakutenLink使用時は無料) |
低速時の速度 | ー |
楽天モバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
4位:J:COMモバイル【月1,078円~】
J:COMモバイルはWEBで申し込み、翌月末までに開通すると初期費用が無料になります。(※1世帯につき最大5回線まで)
- 対象のJ:COMサービスとの同時利用で毎月ギガ増量
- ギガが余っても翌月に繰り越して使える
- 口座振替での支払いに対応
J:COMモバイルで普通に契約すると、1GB月1,078円とかなり高い料金設定です。
一方で、他のJ:COMサービスに契約することで「データ盛」が適用され、最安5GB月1,078円から利用できます。
すでに他のJ:COMサービスに加入している方も適用されるので、J:COMユーザーの方にはおすすめです。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | 1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 |
回線 | au |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 1・5GBプラン:最大200kbps 10・20GBプラン:最大1Mbps |
J:COMモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
5位:ワイモバイル【月2,178円~】
- ソフトバンクで使う時と同じ通信品質
- PayPayクーポンがお得
- 基本料金がかなり割高
ワイモバイルはWEBからの申し込みで、いつでも初期費用無料で契約できます。
もちろんWEBから契約をしても、店舗でのサポートも可能です。
ワイモバイルは月額基本料が3GBで2,178円とかなり高く設定されていますが、家族割が適用されれば、2回線目以降は月額990円に永年割引されます。
そのためワイモバイルは、単独よりも複数人での契約がお得です。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | シンプルS 3GB:2,178円 シンプルM 15GB:3,278円 シンプルL 25GB:4,158円 |
回線 | ソフトバンク |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | シンプルS:最大200kbps シンプルM・L:最大1Mbps |
ワイモバイルでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
6位:ahamo【月2,970円】
- 月額プランは20GBのワンプランのみ
- 5分以内の国内通話がかけ放題
- 1,980円追加で80GBデータ増量できる
ahamoはいつでも初期費用無料で契約することができます。
ahamoは20GBのプランのみの提供となっており、5分以内かけ放題が無料で付いてきます。
なるべく安く運用する方にはおすすめできませんが、ドコモと同じ通信品質で使えます。
かけ放題付きなので、ドコモから初めて格安SIMに乗り換える方にはおすすめです。
初期費用 | 契約事務手数料:0円 SIMカード発行手数料:0円 |
月額料金 | 20GB:2,970円 |
回線 | ドコモ |
国内通話料 | 22円/30秒 |
低速時の速度 | 最大1Mbps |
\安心のドコモ回線/
ahamoでのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!
失敗しない格安SIMの選び方3つのコツ
特に初めて格安SIMへ乗り換える方は、選び方のポイントをしっかりと抑えておきましょう。乗り換えたあとに後悔することになります。
1人で乗り換えるのであればまだしも、家族まとめて乗り換えるのであれば、労力が必要ですので、しっかりと要点を確認しておきましょう。
毎月のデータ通信量を確認して選ぶ
データ通信専用プランを選ぶ上で最重要ポイントが、現状のデータ通信量の確認です。
いくら安いプランで契約ができても、毎月ギガが足りなくなっていては本末転倒。結局元のキャリアに戻すケースもよくあることです。これでは非常にもったいないです。
乗り換えに失敗して後悔しないためにも、プランを選ぶ前に毎月どれくらいのギガを使っているか。
また直近3ヶ月のデータ量を確認し、平均値を出しておきます。
その上で平均値よりも気持ち多めのデータ通信量があるプランを選びましょう。
端末販売が行われているのか
格安SIMはコストを抑えるために、端末の取り扱わないケースが多いです。
サブ回線としての運用であれば、メインで使っているキャリアにて機種変更ができます。
一方でデータ通信プランのみで運用する方は、機種変更時は自分で端末を用意しないといけません。
自分で機種変更することが面倒であれば、端末が販売されているのかプランを選ぶ際に併せて確認しておきましょう。
サポートが充実しているものを選ぶ
初めてeSIMを利用する人にとっては重視するポイントです。
eSIM向けプランは、オンラインのみで受け付けているキャリアがほとんどです。
さらに格安SIMの場合は会社によっては、店舗自体なかったり、メールやチャットだけでしかサポートを受け付けていないこともあります。
スマホの操作に慣れていない方は、サポートがしっかりしている会社であるかも事前に確認しておきましょう。
eSIMの契約から開通までの手順
eSIMで契約する場合、多くのキャリアはオンラインのみでの対応となるケースが多いです。
そのためeSIMの申込みから開通作業までと言った初期設定をすべて自分自身で行う必要があります。
eSIMで契約できる格安SIMは2024年5月現在15社あります。
では実際にeSIMで契約から利用開始までの流れについて「LINEMO(ラインモ)」を例に見てみましょう。
2021年10月以前に発売された機種でキャリアを乗り換える際は、購入したキャリアにてSIMロックの解除を済ませます。
無料で解除できて、大手キャリアではオンライン対応も可能です。
マイナンバーカード・運転免許証など公的機関発行の身分証で本人確認をおこないます。
初期設定用のアプリをダウンロードして、開通設定をおこないます。
設定完了後、端末を一度再起動すれば開通手続きはすべて完了です。
オンライン限定のプランは、専用のアプリを使って簡単に契約・初期設定できるよう、各社工夫されています。
そのため、画面の指示通りに操作すれば、専門知識は不要で簡単に開通できます。
まとめ
- povo2.0
- LINEMO
- 楽天モバイル
- J:COMモバイル
- ワイモバイル
- ahamo
とにかく安く運用することを考えている方には、初期費用の出費は重く感じるかと思いますので参考にしていただければ幸いです。
キャリアの乗り換えと併せて、機種変更をする場合は、各社乗り換えキャンペーンをおこなっています。
こちらも活用するとスマホ本体も安く手に入れられるのでぜひ利用しましょう。
お気に入りのキャリアが見つかりましたら、早速eSIMへの乗り換え作業に移りましょう!
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