【24年11月最新】デュアルSIM最強の組み合わせ3選!データ・通話使い放題で月2,000円も

【24年最新版】デュアルSIM最強の組み合わせ3選!
及川章介
格安SIM・eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴2年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線(楽天・povo)契約。年間6万円以上の節約にも成功!同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務歴も活かし、おすすめの格安SIMキャリアも併せて紹介しています。

デュアルSIMを検討している方には、この機会にぜひ導入を推奨しますが、実際にどういう組み合わせがおすすめなのか。

ここではデュアルSIMにおすすめの組み合わせについて、値段・利便性・通信品質の3つに着目。それぞれのキャリアの特徴をやさしく紹介します。

この記事でわかること

そもそもデュアルSIMってなに?

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMを挿入して使う機能です。スマホ1台で2つの電話番号が使えるイメージです。

これまで仕事とプライベートでスマホを2台分けて持っていた方は、デュアルSIMにすると1台に集約できるわけです。

デュアルSIMには、物理SIMカードを2枚入れるものと、eSIMと呼ばれるスマホ一体型のSIMの2種類あります。

近年はeSIMタイプを扱うスマホでデュアルSIMにすることが主流となっています。

デュアルSIM最強の組み合わせ3選【すべてeSIM対応】

デュアルSIMにすると、2つの会社と契約することになるかと思いますが、これだと必然的に高くなるのでは?

そう思いますが、政府の働きかけで2020年以降スマホの通信費はおよそ半額以下に値下げされました。

そのため、各社はかけ放題プランを月額プランと一緒にするなど、さまざまな機能を搭載して収益を維持しつつ、他社との差別化をして顧客を囲い込んでいます。

なので、自分に合った通信回線を選べば、例え2回線に増やしてもスマホ代を安くできる上、むしろ今までよりも便利に使えることも可能です!

そこでここでは、2023年最新のデュアルSIMとして運用すると相性のいい格安SIMを用途別に紹介します。

なおここで紹介するキャリアはすべてeSIMでの契約が可能です。

【安さ重視】日本通信・HISモバイル

とにかく安くスマホを使いたい方におすすめは、日本通信とHISモバイルの組み合わせです。

日本通信は業界最安の1GB290円、HISモバイルも最安290円で利用できます。

HISモバイルは、自由自在プラン1GBプランを契約した場合、通常は550円ですが、月100MB以下の月は290円に割引されます。

日本通信のデータ超過後にちょっとだけ使う。そんな方にはお得な組み合わせです。

スクロールできます
日本通信HISモバイル
通信回線ドコモドコモ
最安月額基本料1GB:290円100MB:290円
通話料11円/30秒9円/30秒
通話オプション70分まで定額:700円
完全かけ放題:1,600円
5分かけ放題:500円
完全かけ放題:1,480円
独自機能ワンストップMNP対応通話料が業界最安!

日本通信:業界最安!月290円で1GB!

日本通信は格安SIMを最初に始めた老舗の事業者です。

企業理念にもある通り、ユーザにとって合理的に利用できるプラン設計です。

特に10GBプランは毎月70分までの通話が無料で利用できます。

月額料金1GB:290円
20GB:1,390円
50GB:2,178円
回線ドコモ
国内通話料11円/30秒
低速時の速度非公表

>>>日本通信 eSIM「超」入門ガイド

HISモバイル:通話料が大手の半額以下!

HISモバイルの特徴
  • 安定のドコモ回線
  • 通話料が大手キャリアの半額以下!
  • 使わない月は290円で使える

注目は2023年7月から提供の「自由自在スーパープラン」最安の20GBプランは、5分かけ放題オプションが無料で付いて、月額2,190円で契約できます。

同じ20GBプランではahamoも5分以内かけ放題付きで人気ですが月額2,970円。

同じ条件であれば、HISモバイルのほうが安く利用できます。

デュアルSIMとしてサブの運用でも、メインで使うにもHISモバイルはおすすめのキャリアです。

HISモバイルの概要はこちら
月額料金1GB:550円(100MB以下は280円)
3GB:770円
7GB:990円
10GB:1,340円
20GB:2,090円+6分かけ放題
30GB:2,970円+6分かけ放題
回線ドコモ
国内通話料9円/30秒
低速時の速度最大1Mbps

>>>HISモバイル eSIM「超」入門ガイド

【データ使い放題!電話かけ放題!】楽天モバイル・マイネオで月2,068円

いつでもどこでも通話や、ネットをがっつりと使いたい方にもデュアルSIMはおすすめです!

超ヘビーユーザーにおすすめは楽天モバイルとマイネオの組み合わせです。

まず通話では楽天モバイルユーザー限定のアプリ「RakutenLink」を使って電話をすると完全無料に!

マイネオは「マイそく」プランを契約すると、データ無制限で利用できます。

スクロールできます
楽天モバイルマイネオ
通信回線楽天ドコモ/au/ソフトバンク
※ソフトバンク回線はeSIM非対応
最安月額基本料3GB:1,078円最大32kbps使い放題:250円
通話料22円/30秒22円/30秒
通話オプション専用アプリ:0円
15分かけ放題:1,100円
mineoでんわ:10円/30秒
月10分まで:110円
完全かけ放題:1,210円
独自機能専用通話アプリで国内通話無料フリータンク機能

楽天モバイル:専用アプリで通話料完全無料!

楽天モバイルの特徴
  • 毎月の利用料は使った分だけ支払う「従量課金制」
  • 自社回線でありながら、他の大手キャリアの半額で5Gが使い放題!
  • 追加課金無しで国内通話がかけ放題

楽天モバイルは「最強プラン」一つのみの提供で、データを使った分だけ支払うシステムとなっています。

なお20GB以上は月3,278円でデータ無制限で使い放題なので、メインで使う場合でも非常にお得です。

なお楽天モバイルは2019年より自社回線を整備、提供しています。そのため時間帯によって通信速度が低下するなど、格安SIMならではのデメリットもありません。

しかしまだ自社回線の整備途中ということもあり、地下や屋内では電波が繋がりにくいなど通信品質には課題があります。

月額料金
(Rakuten最強プラン)
~3GB:1,078円
3~20GB:2,178円
20GB~無制限:3,278円
回線楽天
国内通話料22円/30秒
(※RakutenLink使用時は無料)
低速時の速度

>>>楽天モバイル eSIM「超」入門ガイド

mineo:月250円でデータ使い放題

マイネオの特徴
  • 大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を選べる
  • 月1,000円以下でデータ使い放題
  • マイネオユーザー同士でギガを分け合える

マイネオは格安SIM業界でも大手に位置しており、大手3社の回線(※ソフトバンク回線はeSIM非対応)から選択できたり、他のユーザーのギガを譲ってもらえるなど、顧客を特に大切にしているキャリアです。

料金プランは、データ通信量から選ぶ「マイピタプラン」、通信速度別で選ぶ「マイそくプラン」2種類あります。

特にマイそくプランは通信速度を制限することでデータ無制限で使うことができます。

最安は「マイそく スーパーライトプラン」で、なんと月250円でデータ使い放題なのですが、通信速度が最大32kbpsしかありません。

これはテキストベースのメールやLINEのチャットもできないレベルなので、24時間限定の高速でデータ使い放題オプションを使うか、上位プランの「マイそく ライトプラン(月額990円)」になると、動画や画像も見れる速度なのでおすすめです。

サブ回線で使う場合はオプションと上手く併用すれば、使わないときは激安で運用できるのでおすすめです!

マイそく月額料金最大32kbps:250円(スーパーライト)
最大300kbps:660円(ライト)
最大1.5Mbps:990円(スタンダード)
最大3Mbps:2,200円(プレミアム)
回線ドコモ・au・ソフトバンク
(※ソフトバンクのみeSIM非対応)
国内通話料22円/30秒
(※mineoでんわ使用時10円/30秒)
低速時の速度32kbps
(月ー金の12-13時)

>>>マイネオ eSIM「超」入門ガイド

【通信品質重視】LINEMO・povo2.0

格安SIMは大手キャリアの回線の一部を借りて運用しています。そのため通信量には限りがあることから、一時的に通信速度を低下する欠点があります。

どこでも繋がりやすく、いつでも高速通信で利用したい方には、LINEMOとpovo2.0の組み合わせが最強です。

LINEMOはソフトバンクが、povo2.0はauがそれぞれ運営元なので、通信品質は大手キャリアで使っている時と同じです。初めて格安SIMを使いたい方には安心の組み合わせです。

LINEMOpovo2.0
通信回線ソフトバンクau
最安月額基本料3GB:990円0円
通話料22円/30秒22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
独自機能LINEアプリのデータ無制限
LINEスタンプ使い放題
使わない月は0円で利用可能

LINEMO:LINE使い放題!

LINEMOの特徴
  • ソフトバンクと同じ通信品質で使える
  • LINEスタンプも使い放題!
  • 銀行支払い・コンビニでの支払いに対応

LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用キャリア。

契約事務手数料やSIMカードの発行費用など、初期費用はすべて無料で契約できます。

LINEMOは名前の通り、LINEアプリ内の通信量が無料で使えるため、データ量超過後の速度も通常通り使えるのが特徴です。

LINEのメッセージはもちろん、音声通話やビデオ通話利用時のデータも無制限で使えます。

初期費用契約事務手数料:0円
SIMカード発行手数料:0円
月額料金~3GB:990円
3~10GB:2,090円
10~20GB:2,970円
20~30GB:3,960円
回線ソフトバンク
国内通話料22円/30秒
低速時の速度最大200kbps

>>>LINEMO eSIM「超」入門ガイド

povo2.0:使わない月は0円

povo2,0の特徴
  • 使う分だけ自分で都度プランを購入するため使わないときは月額0円
  • auと同じ通信品質
  • 定期的にギガを無料でプレゼントする企画も開催!

povo2.0はauが提供しているオンライン専用の格安SIMです。

契約前に利用プランを選択する必要がなく、利用したい分だけ、都度トッピングとして購入できるのが特徴です。

そのため使わないときは毎月0円で回線を維持できるため、予備の回線として契約する人に人気のキャリアです。

月額料金基本料金:0円
データ使い放題(24時間):330円
データ追加1GB(7日間):390円
データ追加3GB(30日間):990円
データ追加20GB(30日間):2,700円
データ追加60GB(90日間):6,490円
データ追加150GB(180日間):12,980円
回線au
国内通話料22円/30秒
トッピングなし時の速度最大128kbps

povo2.0でのeSIMの導入方法や料金シミュレーションは下記から!

>>>povo2.0 eSIM「超」入門ガイド

デュアルSIMにする3つのメリット

通信障害の影響を受けにくくなる

通信回線が2つになるので、例え回線Aが通信障害で使えなくなっても、回線Bがあれば引き続き使うことができます。

スマホ1台で2つの電話番号が使える

今まで仕事用とプライベート用でスマホを使い分けていた方には、デュアルSIMにするとスマホ1台に全部集約出来るので、管理も楽になっておすすめです。

また女性の場合は、気軽に電話番号が2つ持てるため、安全面でも効果的です。

スマホ代が安くなる

デュアルSIMについては、5年以上前から普及している技術ではありました。

しかし、日本のこれまでのスマホ代は、世界の主要都市の中でも最高水準に高く、2回線にするハードルは非常に高かったのが事実です。

そこで政府は携帯キャリア各社に値下げの指示の出したことで、これまでの半額以下の料金プランを提供しています。

例えば、ドコモ1回線で1GBプラン(月3,465円)・5分かけ放題プラン(月770円)を利用している場合、月々合計4,235円。

これをpovo2.0の5分かけ放題プラン(月550円)・日本通信1GBプラン(月290円)のデュアルSIMで契約すると、月々合計840円で利用できます。

普段利用する頻度の少ない方は、特に回線を分けて使うと、安くなるのでおすすめです。

eSIMの契約から開通までの手順

eSIMで契約する場合、多くのキャリアはオンラインのみでの対応となるケースが多いです。

そのためeSIMの申込みから開通作業までと言った初期設定をすべて自分自身で行う必要があります。

eSIMで契約できる格安SIMは2024年5月現在15社あります。

では実際にeSIMで契約から利用開始までの流れについて「LINEMO(ラインモ)」を例に見てみましょう。

eSIMの切り替え手順
STEP
eSIM対応機種か確認する

eSIMでの契約にはeSIM対応スマホであることが必須です。

今使っている端末でeSIMにする方は事前に確認しておきましょう。

STEP
SIMロックを解除する

2021年10月以前に発売された機種でキャリアを乗り換える際は、購入したキャリアにてSIMロックの解除を済ませます。

無料で解除できて、大手キャリアではオンライン対応も可能です。

STEP
LINEMO公式サイトで申し込みをする

電話番号そのままでLINEMOに乗り換える方は、「MNP」で申し込みます。

新規で申し込むと番号が引き継げなくなるので要注意!

STEP
オンラインで本人確認する

マイナンバーカード・運転免許証など公的機関発行の身分証で本人確認をおこないます。

STEP
アプリでプロファイルをダウンロードして利用開始

初期設定用のアプリをダウンロードして、開通設定をおこないます。

設定完了後、端末を一度再起動すれば開通手続きはすべて完了です。

オンライン限定のプランは、専用のアプリを使って簡単に契約・初期設定できるよう、各社工夫されています。

そのため、画面の指示通りに操作すれば、専門知識は不要で簡単に開通できます。

【23年7月最新】デュアルSIM対応のスマホまとめ

ここで紹介するデュアルSIM対応スマホについては、国内で販売している機種に限定しています。またデュアルSIMについては、eSIM+物理SIMに対応している機種で紹介します。

デュアルSIM対応iPhone一覧

  • iPhone 14
  • iPhone 14 Plus
  • iPhone 14 Pro
  • iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 13
  • iPhone 13 mini
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone 13 Pro Max
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR

まとめ

気になった組み合わせは見つかりましたか?

当サイトはデュアルSIMとして、eSIMの導入に特化して解説しています。

eSIMはオンラインで契約・利用を開始することが出来る特徴があります。

eSIMに対応している機種であれば、今契約しているキャリアはそのままで、自宅から気軽にデュアルSIMを始めることもできます。

ぜひこの機会に始めてみて、気軽にお得になっちゃいましょう!

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