【実際に使ってみて】povo2.0でeSIMにするデメリット・メリット6選

povo2.0のeSIMデメリットメリット

ここでは実際にeSIMにてpovo2.0を使ってみた感想をまとめ、メリット・デメリットにして徹底解説します。乗り換えを検討している方は、ぜひ確認しましょう!

目次

povo2.0でeSIMを使うデメリット3選

データ繰り越しができない

povo2.0はデータ容量が余った場合でもデータを保管したり、持ち越すことは一切できません。そのため期間内にすべて使い切る必要があります。

povo2.0は長期間で大容量のデータプランが用意されていますが、自分に見合った使い方ができずにデータを余らせてしまうと、逆に損をすることになります。

そのため普段からどれくらいデータ量を使っているのか把握しておく必要があります。

端末販売がない

povo2.0は端末の販売はしていません。端末を購入して乗り換える場合は、auオンラインショップや家電量販店などで、事前に用意しておきましょう。

また、現在別のキャリアで契約し使っている端末がある場合は、SIMロックを解除する手続きが生じる場合があります。auまたはUQモバイルで購入した端末でpovo2.0に乗り換える人は手続きは不要です。またeSIMで契約する場合はeSIMに対応した機種であることが条件です。

契約・サポートがすべてオンライン

povo2.0はオンライン専用プランとなっているため、契約に関するサポートから故障・不具合に関する問い合わせもすべてオンライン限定の対応となっています。

povo2.0はauのサブブランドではありますが、auショップやUQスポット等のau/UQ mobile取扱店、au/UQ mobileのお客さまセンターでの対応ができない点には注意が必要です。

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povo2.0でeSIMを使うメリット3選

0円で回線が持てる

povo2.0の最大のメリットがユーザー全員、基本料金0円で契約できる点です。通常は契約時に月額プランを選択することが当たり前ですが、povoは、契約後に用意されたプランから必要な分だけ、自由に使える「トッピング方式」を採用しています。もちろん使わない場合は無料ですので、近年は通信障害時にだけ使うための予備回線として契約する人にニーズが高まっています。

auと同じ通信品質で使える

povo2.0は格安SIMに位置づけられますが、格安SIMキャリアは大手キャリアの通信の一部を借りて運営するため、利用できる通信量にも限りがあります。そのため利用者の集中する、平日昼の時間帯で通信速度を制限するデメリットがあります。一方でpovo2.0はauが運営しているため、通信品質はauとまったく同じで使えます。格安で使えてauと同じ通信品質なので非常にお得です。

初期費用無料で契約できる

povo2.0での初期費用にかかる、契約事務手数料や送料等は一切かかりません。格安SIMでも初期費用はほぼすべてのキャリア有料で、平均3,000円台かかるため、意外と出費がかかります。

povo2.0はeSIM・物理SIM問わず全ユーザーが無料で契約できるため、最初からお得です!

ただし、同一名義で5回線ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,300円/回線の契約事務手数料がかかります。なお、契約事務手数料の改定に伴い2023年4月20日以降、税込3,850円の手数料がかかります。

povo2.0は物理SIMとeSIMどっちがいい?

povo2.0に乗り換える際に物理SIMとeSIM、それぞれ適している人について紹介します。

物理SIMとeSIMの違いについて

まず簡単にeSIMと物理SIMの違いは以下の通りです。

  • SIMカードは簡単に他社に乗り換えられる
  • eSIMは自宅からでも即日で乗り換えられる

SIMカードは、端末と分離しているためSIMカードの抜き差しが自由にできます。スマホはそのままで通信会社を変える際の設定もSIMカードを変えるだけで済むので手間が少ないです。

一方、eSIMはスマホなどの端末の基盤に最初から装着されています。このため開通の手続きは遠隔でおこなうことができます。なので自宅から申し込みをしてもSIMカードが郵送されるのを待つことなく、最短1時間以内で乗り換えられます!

povo2.0で物理SIMカードにするのがおすすめな人

従来の物理SIMカードのままでpovo2.0に契約するほうがいい人は以下の通りです。

  • スマホの操作に慣れていない
  • 1年に何回もスマホを変えている

特にスマホの操作に慣れていない。またはガラケーから初めてスマホに乗り換えを検討している人は、eSIMは自分で初期設定することが難しい面がありますので、物理SIMで契約するのがいいでしょう。

またスマホをこまめに変えている方は、eSIMにすると機種変更のたびにSIMの再発行手続きが必要になります。

1年で何回も機種変更する方だと、都度SIMを再発行する手間が生じますので、そんな人にも物理SIMでの契約がおすすめです。

povo2.0でeSIMにするのがおすすめな人

povo2.0でeSIMを選ぶことがおすすめな人は以下のとおりです。

  • デュアルSIMで使う(他の携帯会社と掛け持つ)
  • とにかく早く使いたい
  • 機種変更をあまりしない(1年以上使っている人)

通信障害時に備えて、1台で2回線運用したい人は特にeSIMを選択するのがおすすめです。物理SIMでも回線を掛け持ちすることができますが、対応機種が非常に少ないからです。

eSIMについては遠隔で開通の手続きをおこなうため、自身で初期設定が多少必要になります。通信なので専門技術が必要なのかと思いますが、スマホの操作に一通り慣れていれば誰でもできます。なにより開通までのスピードがとにかく早いです!

人手不足による手続きのオンライン化で、いずれ物理SIMは廃止になる流れです。なので迷っている人はeSIMで契約しておくと無難でしょう。

povo2.0にてeSIMで申し込む方法

povo2.0でのeSIMの契約には、マイナンバーカードを使うと即日開通できてスムーズです。

povo2.0は店舗での契約ができないため、申込みから開通作業と言った初期設定までオンラインで行う必要があります。

では実際に、新規でpovo2.0のeSIM利用までの流れについて解説すると、

povo2.0でのeSIM契約手順
  • 「povo2.0アプリ」をダウンロード、アプリから申し込み
  • マイナンバーカードをスマホで読み取り、本人確認をする
  • プロファイルをダウンロードし利用開始

開通方法は手順に従って、画面に全て指示が出るので専門的な知識は不要です。スマホの操作さえ慣れていれば個人でも簡単に完結します!

すでにpovo2.0を契約している方で、SIMカードからeSIMに切り替える場合は、povo2.0アプリ内のプロフィールにて「契約管理」→「SIMの再発行・交換」から手続きできます。

西門こうき(さいもん)
格安SIM兼eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴1年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線を併用。年間60,000円以上の節約にも成功!同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務経験も活かして、おすすめの格安SIMキャリアも併せて紹介!
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