NUROモバイルでeSIMを使うデメリット・メリット10選【実際に使ってみて】

NUROモバイルeSIMデメリット・メリット

ここでは、実際にeSIMでNUROモバイルを使ってみた感想をまとめ、メリット・デメリットにして徹底解説します。

NUROモバイルへの乗り換えを検討する方はぜひ確認してみましょう。

目次

NUROモバイルでeSIMを使うデメリット5選

完全かけ放題プランはすぐに使えない

NUROモバイル契約後にかけ放題プランの契約する場合、完全かけ放題オプションの利用は申し込みをした翌月からの利用開始となります。

一方、5分・10分かけ放題各種オプションは申し込み後すぐに使えます。

端末セットでの契約ができない

NUROモバイルでeSIM契約する場合、端末とセットで契約できません。

そのため、機種変更も兼ねて契約をする方は、端末を自分で用意しないといけません。

eSIMで利用する際は、NUROモバイルでの動作に対応したeSIM機種である必要があります。

ドコモ回線でしか契約できない

NUROモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの回線から選択して契約ができますが、eSIMについてはau・ソフトバンク回線での契約はできません。

MNPでの契約ができない

NUROモバイルでMNPで乗り換える際、ドコモ回線含め、eSIMでの契約はできません。

MNPとは、今使っている電話番号で他社のキャリアでも使い続けられるサービスです。

このため、NUROモバイルでeSIMを利用するには、新規で契約することが条件となります。

5Gは別途申し込みをしないと使えない

NUROモバイルのeSIMは、5Gに対応していますが、追加申し込みが必要です。

無料で使えますので、契約の申し込みと併せて5Gの申し込みも忘れずに済ませておきましょう。

5Gエリアについては、契約するキャリアの回線と同じ範囲です(※現在はドコモ回線のみ)

NUROモバイルでeSIMを使うメリット5選

通信速度が安定している

通常の格安SIMは、利用者が集中する時間帯(特に平日12時台)になると、回線のパンクを防止するため、通信速度を低下させるなど通信環境においてデメリットが目立ちます。

しかしNUROモバイルの「NEOプラン(NEOプランWも含む)」は、独自の通信帯域を採用しており、利用者が集中する時間帯になると、空いている電波帯に自動で切り替えられる特徴があります。

そのため通信速度が極端に悪くなることはなく、他の格安SIMよりも安定してネットが使えます。

ギガが無料で貰える

NUROモバイルでは毎月のギガに加え、3ヶ月ごとにギガが追加で貰える特典「Gigaプラス」があります。

スクロールできます
Gigaプラス付与されるデータ量
VSプラン
お試しプラン
かけ放題プラン
なし
VMプラン5GB3GB
VLプラン10GB6GB
NEOプラン 20GB
NEOプランW 40GB
15GB

契約するプランによって貰えるギガの量は異なりますが、例えばNEOモバイルに契約し3ヶ月間利用し続けると、15GBが無料で加算されます。

付与されたギガについては翌々月末まで使えますので、例えばNEOプランで3ヶ月かけて使い切る場合、毎月5GBが上乗せされる形となり、実質毎月25GB2,699円で使える計算です。

もちろん1ヶ月で全部使い切ることもできます。期限内であれば付与されたギガでも使い方は自由です。

LINE・Twitter・インスタ・TikTokが無料で使い放題!

NEOプランで契約すると、対象SNS(LINE・Twitter・インスタグラム・TikTok)のデータ通信が使い放題になる「NEOデータフリー」が無料で利用できます。

またバリュープラン(VM・VLプラン)でも、LINEアプリの一部サービスでデータ使い放題で利用できる「バリューデータフリー」が利用できます。

なお、月額プラン内のデータ量を使い切った場合はLINEアプリでも通信速度が最大200kbpsに低下するので、その点注意が必要です。

ちなみに200kbpsでは動画の視聴、画像の閲覧も困難な通信速度です。

サポートが充実している

NUROモバイルは、一部家電量販店(ヨドバシカメラなど)のほか、遠隔サポート、訪問サポートも対応しています。

格安SIMは店舗を設けないことで安いプランが提供できますが、NUROモバイルは安く使える上に、サポート方法もたくさんあるため、初めて格安SIMを利用する方には特におすすめです。

上りのデータ通信が使い放題

NUROモバイル「NEOプラン限定」で、上りのデータ通信が無制限で使える「あげ放題」機能が利用できます。

スマホのデータ通信には、上り・下り2種類の通信方法があります。

SNS・動画の閲覧などデータの受信は下り、写真や動画をインスタに投稿したり、メールを送ったりするなどデータを送信するのは上りです。

「あげ放題」では、上りの通信、つまりデータの送信が使い放題で利用できます。

注意点として、ギガを使い切ると、上りの通信でも速度が制限されるため、あくまでもデータ残量が残っている間で使い放題という扱いになります。

NUROモバイルは物理SIMとeSIMどっちがいい?

ここでは、NUROモバイルで物理SIMとeSIMどちらが適しているのか、それぞれの特性から分析して紹介します。

物理SIMとeSIMの違いについて

まずeSIMと物理SIMの違いは以下の通りです。

  • SIMカードは機種変更やキャリアの乗り換えが簡単
  • eSIMは自宅でも契約してから1時間以内で使える

SIMカードは、端末と分離しているためSIMカードの抜き差しが自由にできます。

スマホはそのままで、通信会社を変える際も、SIMカードを変えるだけなので簡単にできます。

一方、eSIMは端末の基盤に最初から装着されているため、開通の手続きは遠隔でおこないます。

契約情報もデータでダウンロードするだけなので、自宅から申し込みをしても、最短1時間以内で乗り換えられるのが特徴です。

物理SIMカードで契約するとおすすめな人

従来の物理SIMカードでNUROモバイルに契約するほうがいい人は以下の通りです。

  • スマホの操作に慣れていない
  • 1年に何回もスマホを変えている
  • 時間やお金がかかってもいいから設定は簡単でありたい

スマホの操作に慣れていない。ガラケーから初めてスマホに乗り換えを検討している人は、eSIMは自分で初期設定するのが難しい面がありますので、物理SIMで契約するのことをおすすめします。

またスマホをこまめに変えている方は、eSIMにすると、機種変更のたびにSIMの再発行手続きが必要になりますので物理SIMでの契約がおすすめです。

eSIMで契約するほうがおすすめな人

NUROモバイルでeSIMを選ぶことがおすすめな人は以下のとおりです。

  • デュアルSIMで使う(他の携帯会社と掛け持つ)
  • とにかく早く使いたい
  • あまり機種変更をしない(1年以上に1回程度)

通信障害の備えとして、1台で2回線運用したい人はeSIMがおすすめです。

物理SIMでもデュアルSIM運用は可能ですが、対応機種が非常に少ないのが現状です。

eSIMについては遠隔で開通の手続きをおこなうため、自身で初期設定が必要になります。

「通信って専門技術が必要なのでは?」そう思われがちですが、各社手続きを簡素化することで簡単に設定が完了できる仕様になっていますので、スマホの操作に慣れていれば誰でもくらい実は簡単に設定できます。

人手不足による手続きのオンライン化で、いずれ物理SIMは廃止になる流れです。もし合わなかった場合は、物理SIMに変更することもできますので、迷っている人はeSIMで契約しておくのが無難でしょう。

NUROモバイルでのeSIM申し込み方法

NUROモバイルでのeSIMの契約には、申込みから開通作業と言った初期設定までオンラインで行うのが基本です。

では実際に、新規でNUROモバイルにてeSIM利用までの流れについて見ていきましょう。

NUROモバイルのeSIM契約手順
STEP
必要なものを準備

NUROモバイルで使うスマホ・支払いに登録するクレジットカード・本人確認書類・EID番号を用意しておきます。

EID番号とは、eSIM対応スマホに記載されている32桁の番号で、契約の際に入力が必要です。

設定アプリから確認できますので、あらかじめメモを取っておきましょう。

>eSIM対応機種かどうか確認する方法【iPhone・Android別】

STEP
申し込みページより手続き

現在au・ソフトバンク回線はeSIM非対応のため、ドコモ回線で申し込みます。また端末とのセット申し込みもできません。

個人情報を入力し、決済情報を申請して手続き進めます。

STEP
開通手続きをして利用開始

契約審査が完了すると「利用開始のご連絡およびeSIMプロファイル設定のお願い」メールが届きますので、案内に従って開通手続きをします。

設定が完了すれば、端末を再起動します。

これで初期設定はすべて完了です!

初期設定に不安がある場合は、NUROモバイル専門のスタッフがサポートすることもできます。

【FAQ】eSIMに関するよくある質問

eSIMとはそもそも何ですか?

eSIMとは、スマホなどの端末内に組み込まれたSIMで、遠隔で契約情報が保管できるのが特徴です。

eSIMと物理SIMカードの違いは何ですか?

従来のSIMカードは、端末に挿入する必要があるのに対し、eSIMは端末内の基板に最初から組み込まれた状態で製造しています。

eSIMと物理SIMを併用して使うことはできますか?

eSIMと物理SIMを同時に使うこともできます。

例えば、物理SIMは現在ドコモと契約していて、eSIMで格安SIMを追加で申し込んで使うこともできます。

eSIMと物理SIMで電波の悪さや通信速度に違いはありますか?

SIMは契約情報を保存するのが主な役割のため、通信速度や動作速度に違いはありません。

動作についてはスマホ本体の問題です。

自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する方法は?

スマホの設定アプリから「端末情報」をタップ。

eSIM対応機種であれば「EID」と書かれた32桁の数字が記載されており、非対応の場合はEIDの項目はありません。

>>eSIM対応機種の確認方法

eSIMを使用するためには何が必要ですか?

eSIMの契約には本人確認書類。初期設定時には契約データをダウンロードするためWi-Fiなどのネット環境が必要です。なお利用にはeSIM対応キャリア・端末であることが条件です。

>>【23年7月】eSIM対応キャリア12社まとめ

>>【23年7月】eSIM対応機種まとめ

eSIMから物理SIMカードに変えることはできる?

eSIMから物理SIMへ変更することは可能です。

変更の申込み方法についてはキャリアによって異なりますので、事前に契約しているキャリアで確認しておきましょう。

Apple WatchでもeSIMは使えますか?

「セルラーモデル」においてeSIMの利用ができます。

Apple Watchには「GPSモデル」「セルラーモデル」の2種類あります。

スマホ1台でeSIMはいくつまで入れることができますか?

端末の種類によって異なりますが、基本的にスマホ1台で1つのeSIMが登録できます。※iPhoneは8つ以上のeSIMを登録することができます。

eSIMで使える格安SIMはありますか?

2023年7月時点でeSIMに対応している格安SIMは13社あります。

>>詳しくはこちら

eSIMで契約するキャリアを海外で使う場合、電話番号はどうなりますか?

国内で契約した電話番号でも海外で使用することができます。

ただし格安SIMは、キャリアによって海外で通話やネット使えない場合があります。

eSIMは複数端末での切り替えや同時使用はできますか?

eSIMは端末内に直接組み込まれているため、一つのSIMの情報を複数の端末で使い回すことはできません。

また同時使用もできないので、機種変更時はSIMを再発行する必要が5あります。

まとめ

NUROモバイルは、20GB以上のNEOプランにおいて特にオトクな特典が目立つ印象でした。

中でも通信速度がいつでも安定している点については、他の格安SIMではできない独自の強みでもあります。

大容量プランの豊富な特典があることを踏まえると、NUROモバイルはメイン回線としての利用が最適でしょう。

NUROモバイルがいいなと思った方については、次のステップ「1円でもお得に契約するキャンペーン」を確認した上で、申し込み作業に移りましょう!

なおここで紹介した情報については、以下のサイトの情報を参考に紹介しました。

西門光輝(さいもん)
格安SIM・eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴1年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線を併用。年間60,000円以上の節約にも成功!同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務経験も活かして、おすすめの格安SIMキャリアも併せて紹介!
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