J:COMモバイルのeSIM対応機種まとめ【iPhone・Android別】

J:COMモバイルのeSIM対応機種まとめ

iPhoneやGalaxy、XperiaなどのAndroid機種別にLINEMOで使えるeSIM対応機種をまとめて解説。

J:COMモバイルで使用している電波の相性によっては、eSIMで使えない恐れがあるため、契約を検討している方は、全員必ず確認しておきましょう。

目次

eSIMとは

eSIMとは、スマホなどデバイス内に組み込まれたSIM。eSIMの”e”は「組み込み」を意味します。

eSIMは、従来の物理タイプのSIMカードの進化版で、携帯キャリアの契約情報が入ったファイル「プロファイル」を遠隔で書き変えたり、保管することができる仕組みです。

歴史が浅いことから、現在は物理タイプのSIMを利用する方がほとんどですが、SIMカードを発行するコストや時間を節約できることから、今後はeSIMが主流となります。

eSIMはスマホ1台につき1つありますが、iPhoneでは8つ以上のキャリアの契約情報を格納できるため、複数の電話番号を併用して使える特徴があります。

ちなみに、スマホ1台で複数のキャリアを使うことを「デュアルSIM」と言います。

eSIMとSIMカードの違い

物理タイプのSIMカードは、契約情報をICチップに記録するのに対して、eSIMはデータで記録します。そのためeSIMはオンラインでもすぐに使い始める事ができます。

eSIMで使うメリット

eSIMを選択するメリットについては以下の通りです。

eSIMのメリット
  • 自宅から申し込んでも即日で使える
  • SIMカードの紛失や盗難のリスクがない
  • スマホ1台で複数のキャリアを併用できる


eSIMにする最大の利点は、スマホの端末を使用する際に、従来のSIMカードのように差し替えなくても良いこと。データで契約情報を書き換えられるため、書類のやり取りなど不要で、乗り換えの手間が省ける点が挙げられます。

また、これまではできなかったスマホ1台で電話番号を2つ持つこともeSIMでは可能になっていますので、柔軟な使い方ができるeSIMがおすすめです。

J:COMモバイルeSIM対応iPhone一覧

ここでは2023年現在でiPhoneで使えるeSIMを搭載する機種は以下の通りです。

iPhoneのeSIM対応機種
  • iPhone14/Pro/ProMax
  • iPhone13/mini/Pro/ProMax
  • iPhone12/mini/Pro/ProMax
  • iPhone11/Pro/ProMax
  • iPhone XS /Max
  • iPhone XR
  • iPhoneSE(第3世代)
  • iPhoneSE(第2世代)

iPhoneは対応機種であれば、8個以上のeSIMをインストールすることができ、同時に2つの電話番号が使えます。(参考:Apple公式

J:COMモバイルeSIM対応Android一覧

ここではAndroidスマホにおけるeSIM対応の端末について、製造メーカーごとにまとめて解説します。

GooglePixel

2023年現在で「GooglePixel」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

GooglePixelのeSIM対応機種
  • Pixel Fold
  • Pixel7/7a/7Pro
  • Pixel6/6a/6Pro
  • Pixel5/5a
  • Pixel4a/4/4XL

Galaxy

2023年現在で「Galaxy」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

GalaxyのeSIM対応機種
  • Galaxy S23/S23+/S23 Ultra
  • Galaxy S22/S22+/S22 Ultra
  • Galaxy S21/S21+/S21 Ultra
  • Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
  • Galaxy note20/note20 Ultra
  • Galaxy S10/S10+
  • Galaxy note10/note10+
  • Galaxy Z Flip4
  • Galaxy Z Flip3
  • Galaxy Z Flip2
  • Galaxy Z Flip
  • Galaxy Z Fold4
  • Galaxy Z Fold3
  • Galaxy Z Fold2
  • Galaxy Z Fold
  • Galaxy A23 5G
  • Galaxy A54 5G

販売するキャリアによって、eSIMが非対応の場合があります。

Xperia

2023年現在で「Xperia」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

XperiaのeSIM対応機種
  • Xperia 10 Ⅲ Lite
  • Xperia 1 Ⅳ
  • Xperia 1Ⅴ
  • Xperia 5 Ⅳ
  • Xperia 10Ⅴ
  • Xperia 10 Ⅳ

AQUOS

2023年現在で「AQUOS」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

AQUOSのeSIM対応機種
  • AQUOS R8
  • AQUOS R7
  • AQUOSsense7
  • AQUOSsense7plus
  • AQUOSsense6(※)
  • AQUOSsense6s
  • AQUOSsense4lite
  • AQUOSzero6
  • AQUOSwish3
  • AQUOSwish2
  • AQUOSwish
  • キッズケータイ SH-03M
  • シンプルスマホ6

ドコモで販売している「AQUOSsense6」はeSIM非対応なので要注意!

OPPO

2023年現在で「OPPO」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

OPPOのeSIM対応機種
  • OPPOReno7a
  • OPPOReno9A
  • OPPO A55s 5G
  • OPPO Find x3 Pro(※)
  • OPPO Reno5A(※)
  • OPPO A73

ワイモバイル版のOPPOReno5A(A002OP)、au版のOPPOFindX3Pro(OPG03)はeSIM非搭載です。

Xiaomi・Redmi

2023年現在で「Xiaomi」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

XiaomiのeSIM対応機種
  • Xiaomi 12T Pro
  • Redmi Note 11 Pro 5G
  • Redmi Note 10T

その他メーカー

2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。

その他eSIM対応機種
  • arrows N
  • arrows We
  • HUAWEI P40 Pro 5G
  • HUAWEI Mate 40 Pro
  • moto g52j 5G
  • moto g53y 5G
  • razr 5G
  • LEITZ PHONE 2
  • Rakuten mini
  • Rakuten Hand5G
  • Rakuten Hand
  • Rakuten BIG
  • Rakuten BIG s
  • Android One s10
  • Android One s9
  • Libero 5GⅡ
  • Libero 5GⅢ
  • かんたんスマホ2+
  • かんたんスマホ3
  • Surface Duo 2

J:COMモバイルeSIM対応iPad・タブレット一覧

iPad

2023年現在で「iPad」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

iPadのeSIM対応機種
  • iPadPro 12.9インチ(第5世代)
  • iPadPro 12.9インチ(第4世代)
  • iPadPro 12.9インチ(第3世代)
  • iPadPro 11インチ(第3世代)
  • iPadPro 11インチ(第2世代)
  • iPadPro 11インチ(第1世代)
  • iPadAir(第5世代)
  • iPadAir(第4世代)
  • iPadAir(第3世代)
  • iPad(第10世代)
  • iPad(第9世代)
  • iPad(第8世代)
  • iPad(第7世代)
  • iPadmini(第6世代)
  • iPadmini(第5世代)

eSIMが搭載しているiPadは「Cellularモデル」となります。Wi-FiモデルはすべてeSIMに非対応です。

その他タブレット

2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。

タブレットのeSIM対象機種
  • Surface Pro 9
  • Surface Pro X
  • Surface Go 3 LTE
  • TOUGHBOOK FZ-G2ABHBEKJ
  • dtab d-51c
  • dtab compact d-42A

J:COMモバイルeSIM対応のApple Watch一覧

2023年現在で「アップルウォッチ」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。

Apple WatchのeSIM対応機種
  • Apple Watch series8(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series7(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series6(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series5(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series4(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch series3(GPS+Cellularモデル)

Apple Watchには「GPSモデル」「GPS+Cellularモデル」の2種類あります。eSIMについてはすべて「GPS+Cellularモデル」のみ対応しています。

eSIMに対応している機種かどうか確認する方法

お使いのスマホがeSIMに対応しているのか、EID番号の有無を見ると、簡単にわかります。

eSIMに対応している機種には「EID」と呼ばれる32桁の番号が記載されています。

iPhone設定アプリEID番号の確認場所

設定アプリ内の「端末情報」に記載されていますので、eSIMに契約する前に必ず確認しておきましょう。

【iPhone・Android別】eSIM対応機種かどうか確認する方法

J:COMモバイルでeSIM対応機種を使う際の注意点3つ

J:COMモバイルを利用する際、eSIM対応機種であっても、以下の要点に注意しましょう。

  • 「SIMロック」が解除されているか?【重要】
  • 機種によってJ:COMモバイルでネットが使えない可能性がある
  • デュアルSIMの相性によっては緊急通報ができないことがある

特に注意したいのがSIMロックについて。

SIMロックとは、他の会社の通信を使えないように制限するシステムで、他社へ乗り換えることを防ぐことが目的です。

このためユーザー側は、他社への乗り換えが容易にできないことが近年問題視されていましたが、現在はSIMロックスマホの販売が原則禁止されたため、現在は自由に乗り換えができます。

しかし、規制緩和前(2021年10月1日以前)に発売されたスマホについては、SIMロックを解除が必要なので手続きが必要です。

大手キャリアでは無料でSIMロック解除できます。

J:COMモバイルへのeSIM切り替え方法

J:COMモバイルは大手キャリアと比べて、実店舗数が少ないため、eSIMでの契約にはオンラインでおこなうことを推奨しています。

では実際にeSIMでの契約から利用開始までの流れについて確認しましょう。

J:COMモバイルeSIM開通までの手順
STEP
データのバックアップをする

予期せぬトラブルに備えて、事前に端末のバックアップを済ませておきましょう。

iPhoneは「iCloud」Androidは「Googleドライブ」を使ったバックアップがおすすめです。

STEP
J:COM MOBILE申し込みページからeKYCで本人確認をする

MP予約番号は有効期間が10日未満になる再発行が必要です。

他のJ:COMサービスを利用中の方はJ:COMパーソナルIDが必要です。

STEP
eSIMプロファイルをダウンロードする

申し込み審査完了後「eSIMプロファイルダウンロード案内」のメールが届きます。

メール内の記載URLから開通設定をします。完了したら端末を再起動すれば完了です。

オンラインでの契約時の本人確認はスマホのみの受付となっています。

法人の申し込みは専用ページから問い合わせが必要です。

複数回線契約する場合は、1回線目が開通した後、申し込むことができます。

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eSIMに関するよくある質問

eSIMを検討しているユーザで多い、よくある質問についてまとめてみました。

eSIMから物理SIMに戻すことはできますか?

eSIMに変更・契約したあとでも物理SIMに変更することは可能です。変更方法については通信キャリアによって異なりますので契約しているキャリアにて下調べしておきましょう。

eSIMに対応している格安SIMはありますか?

2023年4月時点でeSIMに対応している通信キャリアは12社あります。

eSIMと物理SIMで電波の悪さや通信速度に違いはありますか?

eSIMと物理SIMにおいての性能に違いはありません。違う点はeSIMは1枚で複数のキャリアを使い分けることができます。

eSIMと物理SIMを併用して使うことはできますか?

eSIMと物理SIMを併用することはできます。複数の通信キャリアを併用することで、通信障害時でも他の回線に切り替えられるのでおすすめです。

スマホ1台でeSIMはいくつまで入れることができますか?

基本的にはスマホ1台につきeSIMは1つの通信キャリアを登録することができます。iPhoneは機種の種類に問わず8つまで入れることができます。Androidは製造するメーカーによってeSIMの数は異なります。

まとめ

eSIMは新しい技術であることから、特に古い端末であるほどeSIMに対応していないケースが多いです。今後オンライン化が進む上でも、eSIMは遠隔で契約作業ができることから一気に普及が進むと私は感じています。

少しでもeSIMについて関心がある方はこの機会に是非切り替えておくことをおすすめしますが、eSIMはどれもいいところばかりではありません。

そこで次のステップではeSIMを実際に3年利用してみて感じたメリット・デメリットについて徹底的に解説してますので、確認していきましょう!

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西門こうき(さいもん)
格安SIM兼eSIMアドバイザー
eSIM・デュアルSIM利用歴1年。22年auの通信障害をきっかけに、スマホ1台で複数回線を併用。年間60,000円以上の節約にも成功!同じ思いで悩んでいる方に向けて、eSIM導入講座サイトを開設。格安SIM販売員の勤務経験も活かして、おすすめの格安SIMキャリアも併せて紹介!
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