ここではオンラインでJ:COMモバイルのeSIMに申し込む2つの手段を、それぞれ開通までの流れをやさしく解説。
申し込み時に必要なものや注意点についても併せて詳しく紹介していきます。
J:COMモバイルでのeSIM申し込みに必要なもの7選
MNP予約番号(乗り換える人のみ)
MNPとは、今の電話番号のまま乗り換え先の携帯電話会社でも使い続けられるサービスです。
J:COMモバイルでもMNPを利用してeSIMに乗り換えることができます。
MNPでの乗り換えには、現在契約している携帯電話会社で「MNP予約番号」を事前に発行する必要があります。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)でのMNP予約番号の発行は無料です。代理人での発行には委任状が別途必要です。
スマートフォン
J:COMモバイルでeSIMを利用する場合、申し込みはパソコン、タブレットでも可能ですが、eSIMで初期設定をおこなうにはスマホであることが条件です。
運転免許証またはマイナンバーカード
J:COMモバイルでの申し込みには「eKYC」と呼ばれるオンラインの本人確認方法を採用しています。
eKYCでの本人確認には、運転免許証(運転経歴証明書も可)、マイナンバーカードいずれか1つが必要です。
健康保険証など、その他の本人確認書類は使えないのでご注意ください。
クレジットカード
毎月の支払い方法を登録する際に必要になります。
J:COMモバイルの支払い方法は、原則クレジットカードのみ対応しています。
フリーメール(Gmailなど)
J:COMモバイルでの契約審査の結果などをメールで受け取るため必要になります。
キャリアメール(ドコモメールなど)で申し込みをしても問題ありませんが、仮にドコモを解約してJ:COMモバイルに乗り換えると、ドコモメールは自動的に解約されて、一切使えなくなります。
そのためGmail、ヤフーメールなどのフリーメールを事前に登録しておきましょう。
事前に申し込みを済ませておくと、J:COMモバイルに乗り換えても引き続きキャリアメールが使えます。
Wi-Fi(ネット環境)
J:COMモバイルにてeSIMで開通するには、初期設定時にネット環境が必要です。
どこの会社とも契約しておらず、新規でJ:COMモバイルを契約する場合はWi-Fiで接続しましょう。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、公共施設のWi-Fiでも申し込みできます。
J:COMパーソナルID
現在、他のJ:COMサービスを利用中の方は、J:COMパーソナルIDが必要です。これがないと「データ盛り」などのJ:COMモバイルの特典が使えなくなるためです。
【J:COMモバイル版】eSIMで即日開通する申し込み方法2選
eSIMでのJ:COMモバイルの契約方法について、今の電話番号のまま「他社から乗り換える方法」と「新規で契約する方法」の2種類解説します。
本体一体型のeSIMでJ:COMモバイルを開通する方法は、自宅でも簡単にできて、申し込み完了後、最短1時間以内で使えますのでぜひ要点を抑えておきましょう。
他社からMNPで申し込む方法【5ステップ】
1:未払金がないか確認する
未払い料金のある状態で、J:COMモバイルに乗り換えてしまうと、契約審査が通らない危険があります。
必ず滞納している支払いを済ませた上で手続きをおこないましょう。
なお機種代について。残債がある場合(分割支払い中)については、支払い途中であっても、乗り換えはできます。
一括払いが難しい場合は、解約後も引き続き分割で支払い続けることも可能です。
2:名義変更をする
MNPでJ:COMモバイルに乗り換える場合、今契約しているキャリアと同じ名義であることが条件です。
特に学生など若い方は、親名義のままになっていることがよくありますので、事前に名義変更を済ませておきましょう。
3:「MNP予約番号」を発行する
今の電話番号のままで乗り換えるためには「MNP予約番号」が必要です。必ず乗り換え手続きをする前におこないましょう。
現在契約している携帯電話会社で手続きを行います。ドコモを例に流れを解説すると、
- 「151」に電話をかける(受付時間は9~20時まで)
- 「MNP予約番号を発行する」旨をオペレーターに伝える
- 注意点を聞いて発行手続きは完了!
MNP予約番号の発行手続きは携帯ショップ、WEBサイトからでも可能です。
4:「オンライン本人確認(eKYC)」で転入手続きをする
MNP予約番号の取得が完了すれば、
J:COM MOBILEの申し込みページにて、予約番号を入力し、乗り換えの手続きをおこないます。
eSIMでの契約時の本人確認方法として、「オンライン本人確認(eKYC)」を採用し、リアルタイムでの本人確認が可能です。
契約の申し込みが完了しましたら、メールで開通設定の案内メールが送られてきます。
5:メールから開通・初期設定をする
開通設定の案内メールが来ましたら、メール内の案内URLから初期設定をおこないます。
J:COMモバイルのeSIMで開通する場合、オンラインで初期設定をおこないますので、Wi-Fiなどネットに接続できる環境が必要です。
現在契約しているキャリアがあれば、その通信回線から設定することも可能です。
設定が完了すると、画面上のステータスバーに「au(一部「J:COM」と表示する端末もあります)」と表示されているはずです。
これで設定はすべて完了です。
新規でeSIMに申し込む方法【3ステップ】
1:「オンライン本人確認(eKYC)」で転入手続きをする
電話番号を新しく取得する場合は、新規契約でJ:COM MOBILEに申し込みます。
J:COMモバイルにおけるeSIM契約は「オンライン本人確認(eKYC)」を採用しています。この方法を利用することで、リアルタイムで本人確認ができて、スムーズに開通できます。
契約の申し込みが完了しましたら、メールで開通の手続きをおこないます。
2:メールから開通・初期設定をする
審査完了後、開通の設定案内のメールが送られてきますので、メール内の案内URLから開通の手続きをおこないます。
J:COMモバイルにてeSIMで開通する場合、オンラインで初期設定をおこないますので、Wi-Fiなどネットに接続できる環境が必要です。
現在使っているキャリアがあれば、その通信回線でも初期設定ができます。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「au(iPhoneは「J:COM」と表示される場合があります)」と表示されていれば手続きは完了です。
3:今使っているキャリアを解約する
解約する予定の携帯キャリアがあれば、開通ができてから解約の手続きをおこないます。
自前のスマホでJ:COMモバイルにすると、相性の問題で通信が動作しないリスクがあります。
そのため、新しい携帯電話会社と契約する前に解約すると、万が一使えないことがわかっても元に戻せないからです。
使えなくなって戻る手段を確保するためにも、前の会社の解約は必ず開通後、動作確認ができてからにしましょう。
J:COMモバイルにてeSIMで申し込みをする際の5つの注意点
SIMロックを解除しておく
SIMロックとは、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末に対して、特定の通信事業者以外のSIMが使えないスマホのことを言います。
規制緩和により、2021年10月1日以降「発売」するスマホは、SIMロックが原則禁止とになったため手続きは不要です。
一方でそれ以前の古い端末は、SIMロック解除の手続きが必要です。
大手キャリアで購入したスマホについては、オンラインにて無料で対応しています。必ず契約する前に済ませておきましょう。
バックアップを済ませておく
eSIMはスマホ一体型のSIMであるため、設定後に不具合で動作しなくなるなど、トラブルが発生することも想定されます。
その際、端末を初期化する可能性も十分に考えられますので、乗り換え作業に入る前にバックアップをしておきましょう。
バックアップをしておくことで、機種変更時にデータをスムーズに引き継げるのですべてのユーザーで推奨しています。
キャリアメールが自動で解約される
ドコモメールなどのキャリアメールについては、各キャリアの独自サービスです。そのため、他社に乗り換えると自動的に解約となってしまいます。
解約後も使い続けたい場合は、「キャリアメール持ち運びサービス」を利用しましょう。キャリアによって異なりますが、有料オプションで継続して利用することができます。必ず解約する前に手続きをおこないましょう。
初期設定時にWi-Fi環境が必要
eSIMで開通する際の初期設定時に、ネット環境が必要です。
他社で契約しておらず、新規でJ:COMモバイルで契約する場合は、Wi-Fiで接続しましょう。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、公共施設のWi-Fiでも申し込みが可能です。
J:COMモバイルの動作確認端末であるか確認する
携帯の通信は、各社異なる種類の電波を使用しています。そのため、J:COMモバイルの電波に対応したスマホでないと、例えeSIM対応機種であってもネットが使えない事態になります。
自分のスマホで対応している電波の確認方法は「今使っている機種名 対応バンド」で検索するとすぐに分かります。
利用予定のスマホがJ:COMモバイルの動作保証端末なのか、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
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