iPhoneやGalaxy、XperiaなどのAndroid別にeSIM対応対応機種を解説!
ここではeSIMの対応している機種を紹介しつつ、eSIMの仕組みやメリットなど基本情報についても確認していきます。
日本通信にてeSIMへの切り替えを検討している方は、お使いのスマホの相性によっては、eSIMが使えない機種がありますので、必ず確認しておきましょう。
そもそもeSIMってなに?
eSIMは、スマホなど端末の基盤に組み込まれたデジタルタイプのSIM。eSIMの”e”は「組み込み」という意味です。
従来の物理的なSIMカードに代わるもので、通信事業者の契約情報の入った「プロファイル」をリモートでeSIMに書き込むことにより、通話やネットを使うことができます。
eSIMと物理SIMの違い
SIMカードは物理的なチップで、取り外したり交換したりできるのに対し、eSIMはデジタルであることから携帯電話に初めから組み込まれています。
またeSIMは、スマホ1台で複数回線を併用できることから、カスタマイズ性がある点も特徴です。
eSIMはすでにスマートフォン、タブレット、ウェアラブルなど、多くの端末に搭載されるようになり、アメリカではeSIM限定のiPhoneも登場するなど、物理SIMは今後廃止される傾向です。
iPhoneのeSIM対応機種まとめ
ここでは2023年現在でiPhoneで使えるeSIMを搭載する機種は以下の通りです。
- iPhone14/Pro/ProMax
- iPhone13/mini/Pro/ProMax
- iPhone12/mini/Pro/ProMax
- iPhone11/Pro/ProMax
- iPhone XS /Max
- iPhone XR
- iPhoneSE(第3世代)
- iPhoneSE(第2世代)
日本通信ではiPhoneの各シリーズでの動作が確認されていますので、eSIMで使うことができます。
AndroidのeSIM対応機種まとめ
ここではAndroidスマホにおけるeSIM対応の端末について、製造メーカーごとにまとめて解説します。Androidの場合、電波の相性によってeSIM対応機種でも使えない可能性があります。
GooglePixelのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「GooglePixel」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- Pixel7/7Pro
- Pixel6/6a/6Pro
- Pixel5/5a
- Pixel4a/4/4XL
GalaxyのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「Galaxy」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- Galaxy S23/S23+/S23 Ultra
- Galaxy S22/S22+/S22 Ultra
- Galaxy S21/S21+/S21 Ultra
- Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
- Galaxy note20/note20 Ultra
- Galaxy Z Flip4
- Galaxy Z Flip3
- Galaxy Z Flip2
- Galaxy Z Flip
- Galaxy Z Fold4
- Galaxy Z Fold3
- Galaxy Z Fold2
- Galaxy Z Fold
- Galaxy A23 5G
XperiaのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「Xperia」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- Xperia 10 Ⅲ Lite
- Xperia 1 Ⅳ
- Xperia 5 Ⅳ
- Xperia 10 Ⅳ
AQUOSのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「AQUOS」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- AQUOS R7
- AQUOSsense7
- AQUOSsense7plus
- AQUOSsense6(※)
- AQUOSsense6s
- AQUOSsense4lite
- AQUOSzero6
- AQUOSwish2
- AQUOSwish
- キッズケータイ SH-03M
- シンプルスマホ6
OPPOのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「OPPO」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- OPPOReno7a
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find x3 Pro(※)
- OPPO Reno5A(※)
- OPPO A73
XiaomiのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「Xiaomi」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- Xiaomi 12T Pro
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 10T
その他メーカーのeSIM対応機種まとめ
2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。
- arrows N
- arrows We
- HUAWEI P40 Pro 5G
- HUAWEI Mate 40 Pro
- moto g52j 5G
- razr 5G
- Rakutenmini
- Rakuten BIG
- Rakuten BIG s
- Android One s10
- Android One s9
- Libero 5GⅡ
iPad・タブレットの対応機種まとめ
iPadのeSIM対応機種一覧
2023年現在で「iPad」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- iPadPro 12.9インチ(第5世代)
- iPadPro 12.9インチ(第4世代)
- iPadPro 12.9インチ(第3世代)
- iPadPro 11インチ(第3世代)
- iPadPro 11インチ(第2世代)
- iPadPro 11インチ(第1世代)
- iPadAir(第5世代)
- iPadAir(第4世代)
- iPadAir(第3世代)
- iPad(第10世代)
- iPad(第9世代)
- iPad(第8世代)
- iPad(第7世代)
- iPadmini(第6世代)
- iPadmini(第5世代)
その他タブレットのeSIM対応機種一覧
2023年現在でeSIM搭載しているその他のメーカーの機種は以下の通りです。
- Surface Pro 9
- Surface Pro X
- Surface Go 3 LTE
- TOUGHBOOK FZ-G2ABHBEKJ
- dtab d-51c
- dtab compact d-42A
Apple WatchのeSIM対応機種まとめ
2023年現在で「アップルウォッチ」で使えるeSIM搭載機種は以下の通りです。
- Apple Watch series8(GPS+Cellularモデル)
- Apple Watch series7(GPS+Cellularモデル)
- Apple Watch series6(GPS+Cellularモデル)
- Apple Watch series5(GPS+Cellularモデル)
- Apple Watch series4(GPS+Cellularモデル)
- Apple Watch series3(GPS+Cellularモデル)
eSIMに対応している機種か確認する方法
eSIMを利用するためには携帯会社の他にも、スマホ本体がeSIM対応機種かどうか確認する必要があります。iPhoneは「iPhoneXR」以降に発売されたシリーズはすべてeSIMに対応しています。
Androidは以下の手順から確認することができます。
- 設定アプリを開く
- 端末情報(またはデバイス情報)をタップ
- 製品名やシリアル番号と一緒に「EID」の記載されていること
Androidはカスタマイズができるため、製造するメーカーによって画面表示が異なる場合がありますが、確認手順は同じです。設定アプリ内にどこにも「EID」と記載ない場合はeSIMには対応していません。
日本通信にてeSIMで申し込む方法
日本通信でのeSIMの契約には、マイナンバーカードを使うと即日開通できてスムーズです。
日本通信は店舗が少ないため、基本的に申込みから開通作業と言った初期設定までオンラインで行うのがおすすめです。
では実際に、新規で日本通信のeSIM利用までの流れについて解説すると、
- 「日本通信アプリ」をダウンロード、アプリから申し込み
- マイナンバーカードをスマホで読み取り、本人確認をする
- プロファイルをダウンロードし利用開始
開通方法は手順に従って、画面に全て指示が出るので専門的な知識は不要です。スマホの操作さえ慣れていれば個人でも簡単に完結します!
すでに日本通信を契約している方で、SIMカードからeSIMに切り替える場合はマイページ内の「各種手続き」→「eSIM発行」から手続きできます。また手数料として1,100円かかります。
eSIMに関するよくある質問
eSIMを検討しているユーザで多い、よくある質問についてまとめてみました。
- eSIMから物理SIMに戻すことはできますか?
-
eSIMに変更・契約したあとでも物理SIMに変更することは可能です。変更方法については通信キャリアによって異なりますので契約しているキャリアにて下調べしておきましょう。
- eSIMに対応している格安SIMはありますか?
-
2023年4月時点でeSIMに対応している通信キャリアは12社あります。
- eSIMと物理SIMで電波の悪さや通信速度に違いはありますか?
-
eSIMと物理SIMにおいての性能に違いはありません。違う点はeSIMは1枚で複数のキャリアを使い分けることができます。
- eSIMと物理SIMを併用して使うことはできますか?
-
eSIMと物理SIMを併用することはできます。複数の通信キャリアを併用することで、通信障害時でも他の回線に切り替えられるのでおすすめです。
- スマホ1台でeSIMはいくつまで入れることができますか?
-
基本的にはスマホ1台につきeSIMは1つの通信キャリアを登録することができます。iPhoneは機種の種類に問わず8つまで入れることができます。Androidは製造するメーカーによってeSIMの数は異なります。
まとめ
eSIMは新しい技術であることから、特に古い端末であるほどeSIMに対応していないケースが多いです。今後オンライン化が進む上でも、eSIMは遠隔で契約作業ができることから一気に普及が進むと私は感じています。
少しでもeSIMについて関心がある方はこの機会に是非切り替えておくことをおすすめしますが、eSIMはどれもいいところばかりではありません。
そこで次のステップでは、eSIMを実際に利用してみた感想をまとめ、メリット・デメリットについて徹底的に解説してますので、確認していきましょう!
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