ここではオンラインでHISモバイルのeSIMに乗り換える2つの種類を、それぞれ開通まで手順に追って紹介。
申し込み時に必要なものや注意点についても詳しく解説します。
HISモバイルは本人確認を厳しくチェックするため、eSIMでも即日で開通することはできません。
急ぎの場合は、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
HISモバイルでのeSIM申し込みに必要なもの7選
MNP予約番号(乗り換える人のみ)
MNPとは、Mobile Number Portabilityの略で、電話番号をそのまま乗り換え先の携帯電話会社でも使い続けられる制度です。
HISモバイルでもMNPを利用してeSIMに乗り換えることができます。そのためには、現在契約している携帯電話会社で「MNP予約番号」を発行しておく必要があります。
MNP予約番号の発行手続きには「MNP転出手数料」や「解約金」がかかる会社がありますのでご注意を!(ドコモ・au・SoftBank・楽天はいずれも無料)
また代理人でも手続きができる会社があります。その際は委任状が別途必要になります。
スマートフォン
HISモバイルでeSIMを利用する場合はスマホを使って開通設定をする必要があります。
本人確認書類
オンラインで契約する際に、スマホで本人確認書類と自身の顔を撮影する時に必要です。スムーズに手続きを進めるためにも、公的機関が発行する身分証(運転免許証やマイナンバーカードなど)を用意しましょう。
- 各種免許証(運転免許証・運転経歴証明書など)
- マイナンバーカード(紙タイプの通知カードは不可)
- パスポート(旅券)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 住民基本台帳カード(写真つき)
- 官公庁、独立行政法人、特殊法人または地方独立行政法人がその職員に対して発行した身分証明書 ※写真付きのもの
18歳未満の方はお名義で契約となりますので、保護者の方で申し込みましょう。
クレジットカード
毎月の支払い方法を設定する際、クレジットカードが必要です。HISモバイルにおける毎月の支払いはクレジットカードのみのため、事前に用意しておきましょう。
フリーメール(Gmailなど)
オンラインでの申し込みをする際に本人確認のためにメールアドレスの入力が必要です。ドコモメールなど、キャリアメールで申し込みをしても問題ありませんが、仮にドコモを解約し、HISモバイルに乗り換えてしまうと、ドコモのキャリアメールは自動的に解約されて一切使えなくなります。そのためジーメールやヤフーメールなどのフリーメールが必要になります。
2021年12月以降、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルから他社に乗り換えてもキャリアメールを有料で持ち運べるようになっています。事前に申し込みを済ませておくと、J:COMモバイルに乗り換えても引き続きキャリアメールが使うことができます!
HISモバイルにてeSIMで使うための申し込み方法2選
eSIMでのHISモバイルの契約方法について、今の電話番号のまま「他社から乗り換える方法」と「新規で契約する方法」の2種類解説します。なおeSIMでの申し込みは店舗ではできないため、必ずオンラインから手続きをしましょう。
他社からHISモバイルのeSIMに乗り換える方法【5ステップ】
1:未払金がないか確認する
HISモバイルに乗り換える前に、未払い料金がないか確認しておきます。未払いがあると、乗り換え時の審査に落ちてしまう原因になります。
機種代については、残債があっても乗り換え可能です。
キャリアによっては、残りの代金を一括で支払うことができます。一括払いが難しい場合は、解約後も分割で支払いを継続することもできます。
2:名義変更をする
HISモバイルへ乗り換える際は、現在契約しているキャリアとHISモバイルで契約する名義が双方同じであることが条件です。特に学生の方は、親名義のまま乗り換え手続きをすることが多いため、必ず名義変更を済ませてから乗り換え手続きをおこないましょう。
3:「MNP予約番号」を発行する
今の電話番号のままで乗り換えるためには「MNP予約番号」が必要です。この予約番号を乗り換え先のキャリアに利用することで、転出・転入が可能になるため、必ず必要になる作業です。
現在契約している携帯電話会社で手続きを行います。ドコモを例に流れを解説すると、
- 「151」に電話をかける(受付時間は9~20時まで)
- 「MNP予約番号を発行する」旨をオペレーターに伝える
- 注意点を聞いて発行手続きは完了!
MNP予約番号の発行手続きは携帯ショップ、WEBサイトからでも可能です。
4:専用ページから本人確認手続きをする
MNP予約番号の取得が完了すれば、HISモバイル公式サイトから申し込みして本人確認書類を提出します。MNP予約番号入力して、乗り換えの手続きをおこないます。
HISモバイルでeSIMを契約する際の本人確認方法は2段階あります。まずオンラインでの申し込み時に本人確認書類をアップロードします。本人確認が完了すると、次に所在確認で「住所確認コード」が郵送されます。これを受け取らないと転入手続きに進めないので、必ず受け取りましょう。
住所確認コードは普通郵便で送られてくるため、土日祝日の配送ができないので早く契約したい方は注意!
5:転入・開通手続きをする
「住所確認コード」を受け取リ後、手順①に記載のQRを読み込み、マイページにログイン。自動的に住所確認コードが入力されるので、手順に従って「eSIMプロファイル」をダウンロードとMNP予約番号を入力し、開通の手続きをしましょう。
eSIMプロファイルとは、スマホのデバイスにアクセスするソフトウェアで、HISモバイルでモバイル通信を使う上で必須になります。eSIMプロファイル内には契約情報も記録されていることからオンラインで開通することができるわけです。
HISモバイルにてeSIMで開通する場合、オンラインで初期設定をおこないますので、Wi-Fiなどネットに接続できる環境が必要です。現在使っているキャリアがあれば、その通信回線でも初期設定ができます。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「HIS MOBILE(一部端末は「ドコモ」と表示される場合があります)」と表示されているはずです。これで手続きは完了です。
新規でHISモバイルのeSIMに乗り換える方法【3ステップ】
1:専用ページから申し込み、本人確認手続きをする
電話番号を新しく取得したい場合は、HISモバイル公式サイトから手続きをします。
HISモバイルでeSIMを契約する際の本人確認方法は2段階あります。まずオンラインでの申し込み時に本人確認書類をアップロードします。本人確認が完了すると、次に所在確認で「住所確認コード」が郵送されます。これを受け取らないと開通手続きに進めないので、必ず受け取りましょう。
住所確認コードは普通郵便で送られてくるため、土日祝日の配送がないので早く契約したい方は注意!
2:開通・初期設定をする
「住所確認コード」を受け取れれば、手順①に記載のQRを読み込み、マイページにログイン。自動的に住所確認コードが入力されるので、手順に従って「eSIMプロファイル」をダウンロードし、開通の手続きをしましょう。
eSIMプロファイルとは、スマホのデバイスにアクセスするソフトウェアで、HISモバイルでモバイル通信を使う上で必須になります。eSIMプロファイル内には契約情報も記録されていることからオンラインで開通することができるわけです。
HISモバイルにてeSIMで開通する場合、オンラインで初期設定をおこないますので、Wi-Fiなどネットに接続できる環境が必要です。現在使っているキャリアがあればその通信回線でも初期設定ができます。
設定が完了すれば、画面上のステータスバーに「HIS MOBILE(一部端末は「ドコモ」と表示される場合があります)」と表示されているはずです。これで手続きは完了です。
3:今使っているキャリアを解約する
解約する予定の携帯キャリアがあれば、開通ができてから解約をしましょう。
なぜ最後なのか?
自前のスマホでHISモバイルにすると、相性の問題でどうしても動作しないリスクがあります。そのため新しい携帯電話会社に契約する前に解約してしまうと、万が一動作せずに使えないことがわかっても元に戻せず、後々大変になります。
使えなくなって戻る手段を確保するためにも、前の会社の解約は必ず開通し、動作確認ができてから解約しましょう。
HISモバイルでeSIMに乗り換える際の注意点5つ
SIMロックを解除しておく
今使っている端末でHISモバイルに使う場合、SIMロックになっていると動作保証端末であっても使うことができません。
SIMロックとは、キャリアで販売しているスマートフォンに、他社のeSIM・SIMカードを使用できないようにロックする仕組み。SIMロックがかかっている端末には、同じキャリアのSIMカードでなければ使用できないため、他社でも使えるように、SIMロックを解除する必要があります。
法改正で2021年10月以降に発売したスマートフォンはSIMロックが原則禁止されたため、手続きは不要です。古い端末を使っている人でHISモバイルでも引き続き使う場合には、必ずSIMロックを解除しておきましょう。
SIMロックの解除は各社無料で受け付けています。オンラインでも手続きが可能です。
バックアップを済ませておく
eSIMはスマホ一体型のSIMであるため、設定時に思わぬトラブルが発生することが想定されます。
その際に端末を初期化する必要も十分に考えられますので、乗り換え作業に入る前にバックアップをしておきましょう。また、機種変更時にも前のデータを引き継ぐことができるため、新しいスマホでもデータを維持できます。
キャリアメールが自動で解約される
ドコモメールなどのキャリアメールについては、各キャリアの独自サービスです。そのため、他社に乗り換えると自動的に解約となってしまいます。
解約後も使い続けたい場合は、「キャリアメール持ち運びサービス」を利用しましょう。キャリアによって異なりますが、有料オプションで継続して利用することができます。必ず解約する前に手続きをおこないましょう。
動作保証端末であるか確認する
HISモバイルでeSIMを使う上で、動作保証端末が限られているため、今使っている端末で楽天モバイルに契約しても使えない危険があります。
利用予定のスマホがHISモバイルの動作保証端末なのか、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
MNPでの転入期限が短い
HISモバイルは本人確認に時間を要することから、MNP予約番号の有効期限が7日未満になると転入手続きができなくなります。通常、MNP予約番号の有効期限は発行日を含む15日間に設定されていますが、HISモバイルは独自のルールを設定しているので間違えないように注意しましょう。
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