ここでは実際にeSIMにてHISモバイルを使ってみた感想をまとめ、メリット・デメリットにして徹底解説します。乗り換えを検討している方は、ぜひ確認しましょう!
HISモバイルの料金プラン・サービス内容
2023年最新のHISモバイルの料金プラン・サービスについては以下の通りです。
HISモバイル | 自由自在290プラン | データ定額440プラン | ビタッ!プラン |
---|---|---|---|
eSIM対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
1GB | 550円(100MB未満の月は290円) | 440円 | 770円(100MB未満は198円) |
2GB | ー | ー | 770円 |
3GB | 770円 | 580円 | ー |
5GB | ー | ー | 1,320円 |
7GB | 990円 | 880円 | ー |
10GB | ー | ー | 2,310円 |
15GB | ー | ー | 3,300円 |
20GB | 2,190円 | 2,080円 | ー |
30GB | ー | ー | 5,775円 |
50GB | 5,990円 | 5,880円 | ー |
データの追加購入 | 1GB:200円(税込) | 1GB:200円(税込) | 1GB:330円(税込) |
国内通話 | 22円/30秒 | データ通信専用 | データ通信専用 |
SMS | 対応 | 対応(毎月50円) | 対応(毎月154円) |
※金額はすべて税込
HISモバイルは「自由自在290プラン」のみeSIMに対応しています。
HISモバイルでeSIMにするデメリット3選
たくさん使うほどコスパが悪い
HISモバイルの料金プランは、あまりネットを使わない人には安く契約できる傾向があり、反面たくさん使うプランは割高に設定されています。「自由自在スーパープラン」で実際に50GBで契約したとして、楽天モバイルで比較すると、、
50GB利用 | 料金 |
---|---|
HISモバイル(自由自在スーパープラン) | 月5,990円(税込) |
楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | 月3,278円(税込) |
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は20GB以上は料金一律でデータが使い放題。さらに自社の回線を保有していますので、利用者が増える時間帯でも通信速度が遅くなることもありません。HISモバイルの半額近い値段で、データ使い放題プランが他社にはあるので、HISモバイルでデータをたくさん使うことはおすすめしません(特に20GB以上)
家族割など割引が一切ない
HISモバイルには毎月月額料金が割引になるものが一切ありません。そのため家族まとめての契約を考えている、かつHISモバイルをメインで使うことを想定しているのであれば、データをたくさん使うほど料金が割高になるため、その他格安SIMへの選定をおすすめします。
新品で販売している端末が少ない
HISモバイルは、端末の販売はしていますが、ほとんどが中古品で販売しています。新品はAndroidのみ。iPhoneは中古のみとなっていますし、最新でも3年前のiPhone11なので要注意です。
中古品とはいえ、HISモバイルの公式ショップで販売しているものなので、中古品=粗悪品を引くことはないかと思いますが、HISモバイルにする際には、なるべく端末は今使っているものか、通販等で自分であらかじめ用意するほうがいいでしょう!
HISモバイルでeSIMにするメリット3選
7GB以下ならメインで使うと安い
HISモバイルは毎月のデータ通信量が少ない人ほど、得をする料金設定です。アンケートでは毎月の通信料の平均値が7GBという調査結果があり、これを踏まえて、7GBまでの各種プランについては他社よりも安く契約ができるようになっています。
普段から屋外でのネット利用が少ない方にはHISモバイルはおすすめです!
通話料が大手の半額以下!
国内通話であれば、HISモバイルは30秒円で使えます!大手キャリアはすべて30秒税込22円に設定されているため、大手キャリアの半額以下に抑えられます。
しかも標準の通話アプリからでも可能なところも魅了の一つ。というのも、他の格安SIMは通話料金こそ安く設定しているところが多いものの、専用のアプリを使わないといけないなど制約があります。また専用アプリからの通話はナビダイヤルなど一部の番号が割引の対象外になるケースもよくあるので、標準の通話でこれほど安く使えるのは業界最安です!
サブ回線として保管しておくだけでも維持費が安い
今使っているキャリアでの通信障害時の予備として契約を考えている方にもHISモバイルはおすすめです!
データ通信専用プランであれば、最安で毎月198円(100MBまで)で維持できます。電話番号を新たに追加する場合でも、音声通話付きプランが毎月290円(100MB未満の場合)で保有できるため、サブとして契約する方にも適しています!
HISモバイルは物理SIMとeSIMどっちがいい?
HISモバイルに乗り換える際に物理SIMとeSIM、それぞれ適している人について紹介します。
物理SIMとeSIMの違いについて
まず簡単にeSIMと物理SIMの違いは以下の通りです。
- SIMカードは簡単に他社に乗り換えられる
- eSIMは自宅からでも即日で乗り換えられる
SIMカードは、端末と分離しているためSIMカードの抜き差しが自由にできます。スマホはそのままで通信会社を変える際の設定もSIMカードを変えるだけで済むので手間が少ないです。
一方、eSIMはスマホなどの端末の基盤に最初から装着されています。このため開通の手続きは遠隔でおこなうことができます。なので自宅から申し込みをしてもSIMカードが郵送されるのを待つことなく、最短1時間以内で乗り換えられます!
HISモバイルで物理SIMカードにするのがおすすめな人
従来の物理SIMカードのままでHISモバイルに契約するほうがいい人は以下の通りです。
- スマホの操作に慣れていない
- 1年に何回もスマホを変えている
特にスマホの操作に慣れていない。またはガラケーから初めてスマホに乗り換えを検討している人は、eSIMは自分で初期設定することが難しい面がありますので、物理SIMで契約するのがいいでしょう。
またスマホをこまめに変えている方は、eSIMにすると機種変更のたびにSIMの再発行手続きが必要になります。
1年で何回も機種変更する方だと、都度SIMを再発行する手間が生じますので、そんな人にも物理SIMでの契約がおすすめです。
HISモバイルでeSIMにするのがおすすめな人
HISモバイルでeSIMを選ぶことがおすすめな人は以下のとおりです。
- デュアルSIMで使う(他の携帯会社と掛け持つ)
- とにかく早く使いたい
- 機種変更をあまりしない(1年以上使っている人)
通信障害時に備えて、1台で2回線運用したい人は特にeSIMを選択するのがおすすめです。物理SIMでも回線を掛け持ちすることができますが、対応機種が非常に少ないからです。
eSIMについては遠隔で開通の手続きをおこなうため、自身で初期設定が多少必要になります。通信なので専門技術が必要なのかと思いますが、スマホの操作に一通り慣れていれば誰でもできます。なにより開通までのスピードがとにかく早いです!
人手不足による手続きのオンライン化で、いずれ物理SIMは廃止になる流れです。なので迷っている人はeSIMで契約しておくと無難でしょう。
HISモバイルにてeSIMで申し込む方法
HISモバイルでのeSIMの開通方法は、オンラインのみとなります。
そのため申込みから開通作業と言った初期設定まですべて自分自身で行う必要があるわけです。
では実際に、新規でHISモバイルのeSIM利用までの流れについて解説すると、
- HISモバイル公式サイトから申し込み、本人確認書類をアップロード
- 住所確認コードが郵送で送られる
- プロファイルをダウンロードし利用開始
HISモバイルは本人確認が厳しくチェックすることから、eSIMでも申し込みから開通まで時間を要します。オンラインに加えて、住所確認のダブルチェックとなり、即日開通ができないのでご注意ください。
開通方法は手順に従って、画面に全て指示が出るので専門的な知識は不要です。スマホの操作さえ慣れていれば個人でも簡単に完結します!
すでにHISモバイルを契約している方で、eSIMに切り替える場合はMy HISモバイル→「eSIM発行」で手続きができます。(※SIMカードからeSIMへの変更手数料として1,100円かかります)
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