ここでは実際にeSIMにてahamoを使ってみた感想をまとめ、メリット・デメリットにして徹底解説します。乗り換えを検討している方は、ぜひ確認しましょう!
ahamoにてeSIMで使うデメリット3選
キャリアメール(ドコモメール)が使えない
現在ドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)を使っている場合、ahamoに乗り換えてしまうと自動的に解約になってしまいます。そのため、ahamoを使うには、別途Gmailなどのフリーメールを用意する必要があります。
キャリアメールを継続して使いたい場合は、有料の「キャリアメール持ち運びサービス」に申し込めば、ahamoに乗り換えても使い続けることができます。キャリアメールの持ち運びサービスは、ドコモ以外の大手キャリア各社でも提供されています。
データ繰り越しができない
ahamoは、翌月のデータ容量の繰り越しに対応していません。現在の通信量が20GB未満の場合、ahamoを利用すると損をする可能性が高いため、20GB以下の通信量であれば、他の格安SIMにするほうがお得になります。
家族割など一部ドコモサービスが使えない
ahamoはドコモのサブブランドですが、一部のドコモのサービスは乗り換え後に使えなくなります。
ahamoで使えないドコモサービス
- あんしんパック(携帯回線とペアの場合のみ)
- あんしんパックホーム(携帯回線とペアの場合のみ)
- お預かりプラス
- オプションパック
- 音声入力メール
- キャッチホン
- クラウドストレージアプリ配信
- ケータイお探し代行拒否
- ケータイデータ お預かりサービス
- スピードモード
- デジタル機器補償サービス(携帯回線とペアの場合のみ)
- ドコモ60歳からのスマホプログラム
- ネットトータルサポート(携帯回線とペアの場合のみ)
- パケットパック海外オプション
- ブラックベリーサービス
- ブラックベリーWEBフィルタ
- マルチナンバー
- メールアドレス保管
- メロディコール(ベーシックコース)
- ゆうゆうコール
- ゆうゆうコール特典受取拒否
- 一定額到達通知サービス
- 海外パケ・ホーダイ
- 海外パケット停止安心サービス
- 国際転送サービス
- 自動更新なし
- 転送でんわサービス
- 電話番号保管
- 用途別集計サービス
- 利用者情報提供拒否
- 留守番電話サービス
- docomo Money Transter
- dアカウント自動設定
- iチャネル
- iモード
- iモードアクセス履歴 検索サービス
- mopera U
- spモード
- spモード決済(GooglePlayTMなど拒否)
- spモードメールウイルスチェック
- WEBサイト利用不可
- WORLD WING Wi-Fi
ahamoで使えないドコモの特典
- 5分通話無料オプション
- dキッズ13か月無料
- 長期利用ありがとう特典
ahamoで使えないドコモの割引
- ギガホ増量キャンペーン
- dフォト13か月無料
- ISP当月割引
- U15はじめてスマホ割(2022年11月30日新規受付終了)
- あんしんセキュリティ割(ケータイ)
- あんしんパックプラス割
- ウェルカムスマホ割(引継用)
- オプションパック割引
- ハーティ割引
- はじめてスマホ割2
- はじめてスマホ割2(引継)
- dカードお支払割
- みんなドコモ割
- 子育てサポート割引
- ドコモ青春割
- U30ロング割
- ドコモのロング学割
- ずっとはじめてスマホ割
- おしゃべり割
- U25応援割
- ファミ割MAX50
- ひとりでも割50
- 継続利用割引サービス
- いちねん割引
- (新)いちねん割引
- ドコモ光セット割
- ずっとドコモ割
- docomo with
家族割やシェアパックなどの各種割引も適用されないため、現在家族でドコモに契約している場合は、ahamoに切り替える前によく検討する必要があります。
ahamoにてeSIMで契約するメリット3選
5分以内の通話が誰でも無料でかけ放題!
ahamoの料金プランには、5分以内の国内通話が無制限にかけられるオプションが標準で付いています。追加申し込みも不要で、標準の通話アプリで電話ができます。
通話が多い方にとっては、無料で提供されるこのオプションは非常に魅力的であり、ahamoをおすすめする一つに挙げられます。
ドコモと同じ通信品質で使える
格安SIMには、通信量が制限されるという大きなデメリットがあります。通常、格安SIMは通信の一部を借りる形でサービスを提供するため、通信量に限りがあり、平日の昼の時間帯には特に通信速度が遅くなります。
ahamoはドコモのサブブランドとしてサービスを提供しているため、通信制限もなく、24時間ドコモと同じ通信速度で使うことができます。
ahamoを選ぶと、通信速度が制限される心配もないので、いつでも快適なネット環境が楽しめます。
海外でもネットが無料で使える
ahamoは海外でも利用可能で、追加料金なしで通話やネットが使えます。
しかも国内と同じ20GBのデータ通信量が使用でき、日本人の渡航先95%のエリアをカバーしています。そのため海外でネットを使う際にわざわざSIMを購入することなく、安心して利用できます。
ただし注意点として、最初にデータ通信を利用した日を起算日として、15日経過後に通信速度が最大128kbpsに低下します。そのため、長期滞在する場合は現地の通信会社を契約するか別の格安SIMを選択するのがおすすめです。
ahamoは物理SIMとeSIMどっちがいい?
ここではahamoに乗り換える際に物理SIMとeSIM、それぞれ適している人について紹介します。
物理SIMとeSIMの違いについて
まず簡単にeSIMと物理SIMの違いは以下の通りです。
- SIMカードは簡単に他社に乗り換えられる
- eSIMは自宅からでも即日で乗り換えられる
SIMカードは、端末と分離しているためSIMカードの抜き差しが自由にできます。スマホはそのままで通信会社を変える際の設定もSIMカードを変えるだけで済むので手間が少ないです。
一方、eSIMはスマホなどの端末の基盤に最初から装着されています。このため開通の手続きは遠隔でおこなうことができます。なので自宅から申し込みをしてもSIMカードが郵送されるのを待つことなく、最短1時間以内で乗り換えられます!
ahamoで物理SIMカードにするのがおすすめな人
従来の物理SIMカードのままでahamoに契約するほうがいい人は以下の通りです。
- スマホの操作に慣れていない
- 1年に何回もスマホを変えている
特にスマホの操作に慣れていない。またはガラケーから初めてスマホに乗り換えを検討している人は、eSIMは自分で初期設定することが難しい面がありますので、物理SIMで契約するのがいいでしょう。
またスマホをこまめに変えている方は、eSIMにすると機種変更のたびにSIMの再発行手続きが必要になります。
1年で何回も機種変更する方だと、都度SIMを再発行する手間が生じますので、そんな人にも物理SIMでの契約がおすすめです。
ahamoでeSIMにするのがおすすめな人
ahamoでeSIMを選ぶことがおすすめな人は以下のとおりです。
- デュアルSIMで使う(他の携帯会社と掛け持つ)
- とにかく早く使いたい
- 機種変更をあまりしない(1年以上使っている人)
通信障害時に備えて、1台で2回線運用したい人は特にeSIMを選択するのがおすすめです。物理SIMでも回線を掛け持ちすることができますが、対応機種が非常に少ないからです。
eSIMについては遠隔で開通の手続きをおこなうため、自身で初期設定が多少必要になります。通信なので専門技術が必要なのかと思いますが、スマホの操作に一通り慣れていれば誰でもできます。なにより開通までのスピードがとにかく早いです!
人手不足による手続きのオンライン化で、いずれ物理SIMは廃止になる流れです。なので迷っている人はeSIMで契約しておくと無難でしょう。
ahamoにてeSIMで申し込む方法
実際に、新規でahamoのeSIM開通までの流れを確認しておきましょう。
- ahamo申し込みページから契約手続きをする
- 本人確認書類をスマホで読み取り、審査を待つ
- 審査後のメールからプロファイルをダウンロードし利用開始
ahamoの契約はオンライン対応のみとなっています。
開通方法は手順に従って、画面に全て指示が出るので専門的な知識は不要です。オンラインでの契約で不安かもしれませんが、スマホの操作さえ慣れていれば個人でも簡単に契約できます!
すでにahamoを契約している方で、SIMカードからeSIMに切り替える場合は、ahamoアプリにて、申し込み時に登録したdカウントでログイン。「eSIM発行・再発行の手続き」から手続きができます。
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